2020年07月02日

ニイニイゼミ

午前5時半。

谷津田の休耕田では、夜露に濡れたハラビロトンボや、そしてヒメギスの姿も多かった。
ヒメギスはしかし、3メートルほど先でもこちらの姿に敏感に反応しては、飛び降りてヤブに隠れてしまう。
それでもなんとか、2オス、1メスの姿を撮影できた。もちろん望遠レンズを使って。

畦道の草上で交尾しているカップルがポツポツ見つかる、ホソヘリカメムシ
画面下のメスは、フルフェイスの水滴ヘルメットを被っている。

ホソハリカメムシ-7020340.jpg
E-M1 MarkU  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

メスの眼には周りの景色がどんな具合に写っているのであろうか?

「アゲハねぐら通り」では、オニヤンマのオス2頭が飛び交っていて、私の目の前の枯れ茎に時々、休憩に降りて来た。

オニヤンマ-7020608.jpg


うちの庭では、突き立てておいてある、トングに。
だいぶ使い込んだトングの表面は、きっと傷だらけなんだろう。滑ったりしない、よね?

オニヤンマ-7020663.jpg


ケヤキの樹上からニイニイゼミの鳴き声がするけど、首が痛くなるほど見上げて探しても見つからず。
ふと目線を下げたその先の樹肌に、別の個体がいました。うまく溶け込んでいるけど、

「そこ、あえて選んだ?」

ニイニイゼミ-7020691.jpg

安心できるのか、口吻を立てて静かにお食事中だった。
ニイニイゼミ-7020708.jpg


池では、ベニトンボ
他のベニトンボが来ると、すぐさまスクランブル発進。

ベニトンボ-7020728.jpg


E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20



posted by やまかます at 20:41| カメムシ