夜露で草ヤブはどこも、細かい水滴を纏っている。
ササのマインは濡れたせいで、中に潜んでいる蛹がくっきりと見える。
E-M1 MarkV EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
ササ葉先の方に産卵痕が二箇所あり、このマインでは2頭のタケトゲハムシ幼虫が育ったことがわかる。
そして、どちらも無事に蛹になっての、今朝。
すぐ隣のマインでは、まだ幼虫。
こちらも産卵痕は二箇所だが、育ったのは1頭のみで、もう1頭は早い段階で死んでおり、小さいミイラになって残っている(画面右下)。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
仕事部屋のすぐ外に、実生から成長したサクラの小木がある(品種不詳)。
今年になって、私の背丈を超えた。ここに実生が育ったのは、鳥のフンに混じっていた種子によるものだろうか?
ともかく、このサクラでは、この春にサクラヒラタハバチとシマヒラタハバチの兩種が産卵した。
もうとっくに、ハバチ2種の幼虫たちは成長を遂げ、土中に姿を消している。
来春まで、長い休眠に入ったのだ。
さて、今日はこのサクラに、リンゴカミキリが来ており、メスの一頭はしきりと産卵に励んでいた。
まずは、枝をかじって産卵孔を穿ち、
E-M1 MarkV EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM FL-900R
ついで、体の向きを反転してから、産卵管を差し入れて産卵。
E-M1 MarkV EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM FL-900R