午前6時過ぎ、「アゲハねぐら通り」を少し歩いた。
アカメガシワで食事中だったのは、褐色型のナナフシ。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
ストロボの発光には敏感に反応して、すぐさま食事を止めフリーズする。
ので、自然光でそっと撮影をした。
朝食を済ませ、仕事部屋でパソコンに向かっていると、外からアカショウビンの囀りが聴こえた。
それもごく近い場所から。
「えっ!!すぐそこじゃない」
あの透き通った囀りを、こんな至近距離で聴くのは初めてのこと。
毎年、初夏の頃にはアカショウビンの囀りが家の中まで届くけれど、決まって遠くの森から。
「ああ〜、夏と一緒に来たんだな」
溜息まじりに、ふとあの赤い姿を思い描いてみる。
もしやうちの林に来たのでは!?と一瞬期待したが、囀りは一回こっきり。
すぐ部屋から飛び出してみたけど、やはり姿は無かった。
林に踏み込んだその足下、イヌビワの葉にいっぱい「しわざ」を作っていたのは、
キボシカミキリ。
数日前からずっと、ここに居座っている。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
ツツジから飛び立ち、近くのササに着地したルリチュウレンジハバチを目で追いかけていたら、
そのササの葉上に、何やらいるような気配。
「うん?ナニ」
よくよく顔を近づけてみれば、小さなバッタ類の幼虫が張り付いていた。
E-M1 MarkU LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.
ヒメクダマキモドキの初齢幼虫だろうか?
午後6時38分、杉林の奥の方から、ヒグラシの鳴き声を聴いた。