玄関前に飛んで来た、キイロクチキムシ。
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ
自宅でこの虫を見るのは初めてのこと。
本種はキイロゲンセイに擬態しているとも言われているが、そのキイロゲンセイはまだ見たことがない。
今日は朝から撮影用のやぐらを組んだ。高さは2メートル。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
単管パイプ(48.6mm径)をジョイントで組んだもので、以前、樹液レストランの撮影でも使用したことがある。
その時の高さは3メートル。樹液に集まっている昆虫の背景に自宅の窓が入るよう、画角を調整してやぐらを組んだ。
夜のシーンの背景に、窓の灯りを入れるためだった。
樹液を出しているクヌギも、庭のちょうどいい場所にあった。
連日、朝、昼、晩、と同じアングルで定点撮影するので、三脚はやぐらの天板にガッチリと固定してあった。
時間と労力を費やして撮影した一連の写真は、結局、自著に掲載することもなくお蔵入り。
樹液を出していたクヌギは衰弱して枯死してしまったので、同じ撮影をすることはもう二度と叶わない。
ここ数年、昆虫で賑わう樹液レストランが、少なくとも自宅林ではほぼ閉店状態がずっと続いている。