2020年05月19日

ツチアケビの花蕾

梅雨間近となって、ベニツチカメムシは繁殖期に入っている。
鹿児島県曽於市のフィールドに出かけてみた。

樹上にあった集団はすでに解散して、メスに求愛するオスや、忙しく徘徊するオスの姿があった。
焦って探してもなかなか目に入らない。森の中に腰を落ち着け、ゆっくりと視線を流していけばいい。

足元にはボロボロノキの青い実がたくさん落ちていたが、死骸を共食いするものもいた。
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ベニツチカメムシの共食いは、幼虫期からよく観察される。

先週からの雨で、渓流はかなり増水していた。
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2年前に見つけたツチアケビ。今頃はどこまで成長しているだろうか、気になっていたが、、、、
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高さ30センチほどまで、しっかり成長していた。
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開花は6月初旬頃。

自宅林のセンダン立ち枯れでは、数こそ減ったものの、まだクロビロウドコメツキダマシの産卵や配偶行動が続いている。
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今朝、手にとってみれば、パチンとジャンプした。前にジャンプ力はさほどでも無いと書いたが、訂正しなければ。
コメツキムシには劣るかもしれないが、そこそこのジャンプ力だった。

夕方、庭のコンポストの周りで、アナグマの幼獣が餌を漁っていた。
草むらに仕切りと鼻先を突っ込んでは獲物を探している様子を、居間の窓から嫁さんとしばらく眺めていた。
尻尾の毛がだいぶ生え揃っていた。



posted by やまかます at 20:25| 草花