今月、いや先月末頃だったか、クマバチのメスが、庭の洗濯干し場に来ていた。
もしや営巣場所を探しているのでは?とその時は思い、すぐさま、大人の二の腕ほどの太さがある伐採木を
洗濯干場に二本吊しておいた。伐採して二ヶ月は経て、すっかり乾燥している。
けれどその後、クマバチが営巣した形跡もなく、これは不発に終わった。
巣トンネルを掘削するには、材が硬すぎたかと思う。
で、今朝のこと洗濯物を干そうと準備していたら、物干し竿の一端から、クマバチのオスが飛び出して、すぐにまた元の穴に潜り込んだ。
「うん!?こんなサビだらけのパイプでいいの?」と、覗き込んでみれば、
パイプの入り口近くにはアマガエルが眠そうにして佇んでいた。
LED電灯で中を照らしてみれば、アマガエルのすぐ背後にモゾモゾしている、クマバチがいた。
しばらくするとアマガエルの背中を乗り越えて、入り口まで顔を出した。
一旦外に出たものの、また穴に戻り、アマガエルを乗り越えて奥に姿を消した。
どうやら、少なくともここがクマバチのねぐらになっているようだが、
出入り口にいるアマガエルには頓着していないようだ。
アマガエルはアマガエルで、クマバチが背中を乗り越えようが、何知らぬ顔でただ眠りこけている。
クマバチの動向が気になって、時々庭に出てみたけれど、活動している様子を掴めず。
クロアゲハ、カラスアゲハ、アオスジアゲハ、アゲハ、モンキアゲハ、ツマグロヒョウモン、サトキマダラヒカゲ
、タテハモドキ、コチャバネセセリ、コミスジ、ヒメウラナミジャノメ、そして、シオヤトンボ、ハラビロトンボ、が忙しく飛び交ってはいた。
蜜源の一つ、ツツジの花はほぼ終了。
マムシグサの多くは花が終わった。
一株だけ遅れて咲いていた。