ウグイスのオスは、朝から晩まで囀っている。
それもササ藪のなか、樹上の繁みなどを縫うように移動しながら。
鳴き声はすれど姿は見えずで、じっと目を凝らしてウグイスのシルエットをなんとか見つけるのがやっと。
チラッと動いた影が、一瞬にして消えてしまう。
それでもしつこく追いかけてみると、ウグイスのオスは頻繁に餌を啄んでいることがわかった。
囀りの合間に虫などの獲物を常に探している。いや食事の合間に囀っているのかもしれない。
藪を縫うようにチョコマカ移動するのは、餌探しのためでもあるのだろう。
毎日、追いかけているオスは、自宅林にある巣内で抱卵中のメスと番いなのであろう。
ウグイスは一夫多妻というから、番い相手のメスは他にもいるかもしれない。
囀りを辿っていくと、彼の縄張りの範囲も見えてきた。
今日の昼過ぎ、ヤマガラのつがいが庭に来ていた。
つい先日も、亡くなったチョロの体毛をしこたま咥え運び去っていた、ヤマガラ。どこかで営巣中なのだろう。
チョロの犬小屋は分解して片付けたが、縁側の下にはまだ体毛が残っていたようだ。
ヤマガラが賑やかに囀っていたせいか、ウグイスのオスが警戒鳴きしてこれもやって来た。
急いで庭に飛び出してみれば、目線の高さの梢(ケヤキ)にいた。
OM-D E-M1 MarkV EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM
ウグイスをお立ち台に引っ張り出してくれたヤマガラに、感謝!
で、一日置きに覗いている巣内では、メスの抱卵が続いている。昨日もまだ卵は3個のままだった。
これ以上は増えないかな?
今朝、午前9時。
少しくたびれた、ギンイチモンジセセリ。
EOS-6D EF70-300mm F4-5.6L IS USM
気温が低いため、全く動かない。
ギンイチモンジセセリの幼虫期を撮影してみようと、先日、捕獲したメスから採卵してみた。
詳しくは明日。