2020年04月10日

撮影準備

大きなエノキの幹の窪みで、羽化中のヨコヅナサシガメ
ヨコヅナサシガメP4100018.jpg

残っている幼虫は数頭だけで、集団のほとんどが羽化済み。
(都城市、早水公園)
ヨコヅナサシガメP4100035.jpg

すでに成熟した成虫は集団を離れて狩りに励んでいた。
獲物は小さな小さな甲虫だったけど。ゴマダラチョウ幼虫などは、要注意!

毎日、観ている庭のサクラでは、ワカバグモのオスがハエの一種を捕らえていた。
ワカバグモ-4100091.jpg

逆光なので、露出は+2補正。
サクラで狙っている虫は、今日も来ていなかった。今月いっぱいは、気が抜けない。
毎日、4〜5回、こまめに観察。外出もできるだけ短時間に済ませたい。

ウグイスの観察をしている最中、テリトリーを張っていたコミスジ
コミスジP4100056.jpg

一定の梢に舞い戻っては、またプイっと飛び立つ。
どのタイミングで飛び立つのか、それを掴めず、ずっとカメラを構えている腕が痛くなった。

鳥のテスト撮影をし、その結果を踏まえてブラインドを設置した。
自宅林の二箇所にブラインドを置いてあるけど、一か所のは、片手ですぐに移動できるテント式。
テント式のブラインドに被せてある布は、30年前、嫁さんに縫ってもらったもの。
材料の布や長チャックなどは、私が池袋駅東口のユザワヤで買った。長年屋外で酷使してすっかり色落ちしたが、それがかえって周りの藪に溶け込んでちょうどいい。

もう一つは、即席簡易型の固定式。覗き窓は無いが、視界は良好。
林のメダケを使って偽装もしているので、人の目にもつきにくい。まあうちの敷地内だから、人目を気に掛ける必要はないのだが。

鳥と虫の関わりを頭に描きながら、その30年前から少しづつ観察と撮影を行なってきた。
この先しばらく、本腰を入れてこのテーマの仕上げの撮影を進める。
posted by やまかます at 20:53| カメムシ