午前9時半、川中の石上にサナエ類のヤゴが上がっていた。
(都城市)
まだ体が濡れていたので、水中から這い上がった直後だったのだろう。
周辺をくまなく見て回ったが、他に見つかったヤゴの羽化殻は一つだけだった。
(※本種はヒメクロサナエ。ご教示いただいた尾園さん、ありがとうございます。
ちなみにこの翌日、同じ場所の岸辺では羽化ラッシュ。狭い範囲で20頭近くが次々と上陸していました。)
昨年の4月中旬、別の川でダビドサナエの羽化を撮影したが、羽化が始まるのはヤゴが上陸してからすぐだった。
しかし、今朝のヤゴは定位するまでけっこう時間が掛かった。
ようやく、お尻を抜く。
昨年は、羽化後の飛び立つ瞬間は、鼻から諦めていた。
せいぜい、お尻から水滴を垂れる瞬間だけは食らいついてなんとか撮った。
今朝はプロキャプチャーモードを使ってみた。イタドリハムシの飛び立ちに次いで、まだこれで2回目だ。
カメラは、OLYMPUS OM-D E-M1 MarkV。
飛翔コースは背面へと流れたので、4カット目からあとはピンボケNG.
絵柄としては、5カット目が欲しかったが残念。
川岸から突き出たイヌビワの若芽には、イシガケチョウの卵が見つかった。
(撮影機材:EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM、スピードライト430EX III-RT
OM-D E-M1 MarkV LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S. ZUIKO AUTO-MACRO 38mm F2.8 フラッシュFL-300R)