2020年03月24日

サナエ、舞う

午前9時半、川中の石上にサナエ類のヤゴが上がっていた。
(都城市)
まだ体が濡れていたので、水中から這い上がった直後だったのだろう。
周辺をくまなく見て回ったが、他に見つかったヤゴの羽化殻は一つだけだった。

 (※本種はヒメクロサナエ。ご教示いただいた尾園さん、ありがとうございます。
 ちなみにこの翌日、同じ場所の岸辺では羽化ラッシュ。狭い範囲で20頭近くが次々と上陸していました。)

昨年の4月中旬、別の川でダビドサナエの羽化を撮影したが、羽化が始まるのはヤゴが上陸してからすぐだった。
しかし、今朝のヤゴは定位するまでけっこう時間が掛かった。
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ようやく、お尻を抜く。
サナエ羽化-9484.jpg


サナエ羽化-9509.jpg


昨年は、羽化後の飛び立つ瞬間は、鼻から諦めていた。
せいぜい、お尻から水滴を垂れる瞬間だけは食らいついてなんとか撮った。

今朝はプロキャプチャーモードを使ってみた。イタドリハムシの飛び立ちに次いで、まだこれで2回目だ。
カメラは、OLYMPUS OM-D E-M1 MarkV

飛翔コースは背面へと流れたので、4カット目からあとはピンボケNG.
絵柄としては、5カット目が欲しかったが残念。
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川岸から突き出たイヌビワの若芽には、イシガケチョウの卵が見つかった。
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イシガケチョウ卵-3240228.jpg


(撮影機材:EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM、スピードライト430EX III-RT
OM-D E-M1 MarkV LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S. ZUIKO AUTO-MACRO 38mm F2.8 フラッシュFL-300R)
posted by やまかます at 21:11| トンボ