三股町、上米公園で、冬越し昆虫の新聞取材に同行。
小雨がパラつき始めた中、傘を携えて森の中を歩いた。
去年から観察している虫を案内しつつ、いろんな場所の虫探しもした。
クロセセリの蛹がいないかとハナミョウガの葉をめくってみれば、
久しぶりに、イシガケチョウと出会えた。
地上高、20〜30センチ程度だろう。
こういう時は、アングルファインダーのお出ましだ。
OM-D EM-5D Mark2の接眼部に取り付けができるように改造してある。
背面モニターも使えなくはないが、モニター画面では老眼ゆえメガネがないと正確なピン合わせができない。
手持ちでしっかりカメラをホールドできるのも、アングルファインダーの長所と言えるだろう。
その気になって探しても、そう簡単には見つからないのが、越冬イシガケチョウ。
過去に自分の目で探し当てた(偶然に)のは三回きり。
このイシガケチョウがいつまでこの場所に留まっているだろうか。これからの楽しみが一つ増えた。
数種類の越冬昆虫を観察し、その度に解説を長々と喋り、聞かれるままに答えし、2時間があっという間に過ぎた。
最後に森の入り口にある大きな看板の庇で、ヒナカマキリの卵しょうを見つけた。
地上高、2m以上はある。
この場所はこれまで見落としていた。
これは正直、嬉しい発見だった。
2020年01月16日
ハナミョウガの葉タトゥ
posted by やまかます at 21:12| チョウ