2019年12月28日

ミカドテントウ、ふたたび

今日は風も雲もほとんどなく、朝焼けに染まる霧島山の眺望もくっきり。
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昨日と同じ上米公園で、アオバセセリの越冬蛹を探してみた。
そうそう簡単にはいかないが、落ち葉に混じって古い蛹室だけ見つかった。中には羽化殻が残っていた。
もうあと一歩のような気もする。
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写真は、中の羽化殻が見えるよう、二枚重ねになった葉の一部を切り開いている。
樹上にあった蛹室が落下したものかと思う。葉柄の根本からきっちり外れていたので、幼虫が事前に切り落としたのではないだろう。

越冬蛹は食樹以外の樹木の葉を綴った中や、葉裏でも見つかるようだ。
幼虫が事前に切り落とした蛹室は、地面で見つかるはずだ。

日が当たる大きなイチイガシを見上げてみれば、ミカドテントウの越冬集団がいた。
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写真は14頭で一番多く、他にも2、3、4、6、、、など、小グループが結構な数あった。
しかし、イチイガシ以外の樹木にはつかないのだろうか?

ムラサキツバメもムラサキシジミも活動しているものがいた。
日光浴していたのは、ムラサキシジミ。
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ムラサキツバメの越冬集団は例年とは違う場所に見つけたが、暖かいせいだろう、5頭しかいなかった。

そう言えば、自宅林の越冬集団は先日、分散して消滅した。いづれまた戻ってくるかどうか、時々覗いている。

家の外壁の掃除を始めたら、オオカマキリが日光浴をしていた。寒い日にはどこに潜んでいたのだろう。
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posted by やまかます at 20:22| コウチュウ