コナラのまだ残っている緑葉をうらがえしてみれば、体長3ミリほどのヨコバイの一種が次々と見つかった。
種名まではわからない。
こんな小さな昆虫の撮影では、片手でカメラを構え、もう一方の片手で被写体のいる葉っぱを固定する必要がある。そうなるとカメラはできるだけ軽ければ軽いほどいい。
上写真は、E-M5 Mark2にズイコーマクロ38mmレンズと接写リングAUTO25を使用している。ストロボもFL-300Rという超小型で前傾するタイプ。発光部にディフュザーを被せれば、光もきれいに回る。
ただし、日陰など暗い場所では懐中電灯で照らさないと、フォーカス合わせが難しい。開放値ではなく絞り込み撮影になり、さらに露出倍数も高くなるためだ。それでもミラーレスカメラでは、日中光下であれば実絞り撮影ができるのだからこれは実に有難い。
前にも書いたが高倍率撮影ではミラーレスカメラを使う方が楽。
庭のキンカンの枝に、クロアゲハの蛹がついていた。
茶色に変色していることから、すでに死んでいることがわかる。
いっぱい集めたイチイガシのドングリ。
さて、これからが仕事です。
午後9時20分。今夜は久しぶりに、タイワンクツワムシが庭で鳴いている。