アカメガシワでしばらく集合していたアカギカメムシは、いったい何処へ行ったのだろう。
案外、すぐ近くにいたりするかもしれない。
数メートルしか離れていない、イチイガシの梢をしばらく見上げてみた。
移動先はおそらく常緑樹であろうかと思う。
そのイチイガシはうちの林では一番大きな木で、池のほとりにある。
遠目には黒い汚れかと思えたが、あれ?ちょっと変。
葉っぱを手繰り寄せてみると、ふ化幼虫の集団だった。
幼虫はみんな体を丸めて、いかにも寒そう。多分、平気なんだろうが、
卵は以前にも見たことがある。しかし蛾の仲間としか解らない。
これはしかし、エナガやシジュウカラなど小鳥たちにとっては、ご馳走になるんだろうなあ。
明日にはみんな、消えていたりして。
すぐ近くの、こちらは、ヒメカマキリの卵しょう、だ。
そうヒメカマキリの産卵場所は地面近くからこうして2メートルほどの梢までと、様々な場所が選ばれる。
クワエダシャク幼虫も、イシガケチョウ幼虫の観察ついでに毎朝、見ている。
毎日のように場所替えしているので、毎回、探す楽しみもある。