2019年12月03日

都城市のクヌギカメムシ

午前9時、うちの林のムラサキツバメ越冬集団を見に行く途中、足下にアカタテハが佇んでいた。
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うん?
こんな翅を拡げたままで、こんな場所で、一夜を過ごしたとは考え難い。

そっと触れてみるも全く反応が無い。やはり死んでいるようだった。
その後、昼過ぎにもまだこのままの姿勢だった。
なぜ翅を開いたままで死んでいたのだろう?

そう言えば、アカメガシワのアカギカメムシ集団はすっかり消滅していた。
どこへ行ったのだろう。

都城市中心部にある、神柱公園で、クヌギカメムシの様子を見ておいた。
クヌギ大木の幹表面をトコトコと歩く、オスの姿がちらほら。
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交尾カップルも1組だがいた。根本周辺には死骸も結構あった。

そして産卵中のメスも4頭ほど確認できた。かなり高所でも産んでいるようだ。
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午後3時過ぎ、仕事部屋の西向きの窓がガタガタと立て続けに3回、音を立てて揺れた。
桜島の噴火による、空振だ。

窓から外を覗くと、遠くに桜島から立ち昇る噴煙が見えた。

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posted by やまかます at 20:34| カメムシ