午前9時、うちの林のムラサキツバメ越冬集団を見に行く途中、足下にアカタテハが佇んでいた。
うん?
こんな翅を拡げたままで、こんな場所で、一夜を過ごしたとは考え難い。
そっと触れてみるも全く反応が無い。やはり死んでいるようだった。
その後、昼過ぎにもまだこのままの姿勢だった。
なぜ翅を開いたままで死んでいたのだろう?
そう言えば、アカメガシワのアカギカメムシ集団はすっかり消滅していた。
どこへ行ったのだろう。
都城市中心部にある、神柱公園で、クヌギカメムシの様子を見ておいた。
クヌギ大木の幹表面をトコトコと歩く、オスの姿がちらほら。
交尾カップルも1組だがいた。根本周辺には死骸も結構あった。
そして産卵中のメスも4頭ほど確認できた。かなり高所でも産んでいるようだ。
午後3時過ぎ、仕事部屋の西向きの窓がガタガタと立て続けに3回、音を立てて揺れた。
桜島の噴火による、空振だ。
窓から外を覗くと、遠くに桜島から立ち昇る噴煙が見えた。
2019年12月03日
都城市のクヌギカメムシ
posted by やまかます at 20:34| カメムシ