2019年11月04日

夜の羽化

昨日の夕方、真っ白になったクロコノマチョウの蛹。
いつ羽化してもおかしくない状態だった。
この蛹は先月、22日に見つけてから毎日、観察してきた。

さて、気温がグンと下がる日没後に羽化するものだろうか?
昨夜、午後7時半頃、玄関横の草むらを覗いてみれば、すでに翅が伸びきっていた。
ちょっとビックリした。てっきり翌朝に持ち越すと思っていた。

1104クロコノマチョウ羽化-2780.jpg


今朝、午前7時過ぎ。成虫はまだ蛹の横にぶら下がっていたけれど、
私がススキに触れた振動に驚いて、一瞬にして飛び立ってしまった。

昨夜羽化したクロコノマチョウは、いわゆる越冬組であり、このあと配偶行動もなく繁殖はしないと思う。
そうだと思うのだけど、、、、、

近所のイヌビワでは、イシガケチョウの終齢幼虫が、まだいた。
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2齢幼虫、
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いやいや、他にも1齢幼虫もいて、卵も2個見つかった。

卵や初齢幼虫のついていたイヌビワの葉は、ほとんど落葉していたので、蛹まで成長できるだろうか?
そもそもこの時期に産卵するとは、ちょっと意外ではある。


posted by やまかます at 20:44| チョウ