自宅北側の路肩(20メートルほど)を掃除したのは三日前。
草を刈り溜まった泥土を全て除去したが、これはかなり疲れる作業だった。
数年前までは都城市の道路整備作業で綺麗にしてくれていたが、このところは予算が無いのか行政の方針転換なのか、道路整備作業が全くされていない。したがってセンターラインも路肩のラインもすっかり掠れて消えたまま。路肩に積もった泥土には草が繁茂していて、路肩が何処だか境界線がわからない。
路肩が草ボウボウで荒れているとゴミの不法投棄も増えるので、うちの敷地と隣の畑が接地している路肩だけは、私が年に二、三回、清掃作業をしている。
掬った泥土から転がり出たのが、エビガラスズメの蛹だった。
近くのサツマイモ畑からこの場所まで来て、潜り込んだのだろう。
林の草刈り作業はすでに終わっているが、草刈り作業そのものに比べてもっと大変なのが、
刈草の片付け作業だ。
熊手で刈草を掻き集め、所定の場所に運ぶのも、斜面を上ったり下がったりと運動量たっぷり。
刈草が少しでも残るのが嫌なので、何度も掃くため余計に疲れる。
ほどほどにしておけばとも思うが、どうしても神経質になってしまう。
今朝は手始めに一部だけを片付けてみた。カメラをたすき掛けにして。
したら、朽木に生えたキノコの色に思わず手が止まった。
地面に顔を擦り付けるようにして覗いてみれば、柄ははごく短い。
傘の裏側にヒダも無い、ので「子のう菌類」かと思う。
庭の茅場には、キリギリスのメスがいたが、近づいても逃げる素振りもない。
かなり弱っているようだ。
午後から新聞の取材で、上米公園に。
先日から見ているオオワライタケは、傘がしっかりと開いていた。
キノコの変化は速い。明日はどうなっているだろう。
アラカシの葉をめくっていると、トビイロリンガの繭殻があった。
自然状態で見つけたのは今回で2回目かと思う。