都城市、石上観音寺へ、ヤッコソウの状況を見に行ってみた。
観音寺は石段を登りつめた先にある。
石段の脇には、スズムシバナがポツポツ咲いていた。
スズムシバナは近畿地方以西〜九州に分布しており、キツネノマゴ科。
とは、あとで知ったことで、しゃがみ込んでカメラを構えながら、
「なんだろうね?初めて見る花だよ」
と、嫁さんに話しかけていた。
ヤッコソウの群落は、観音寺から一旦引き返して、左の谷筋から山道を登った先にある。
駐車場からは距離にして300メートルくらいだろうか。
山道に入って10分くらいで尾根筋に出た。
急斜面の地面に肌色のヤッコソウが顔を覗かせていた。
開花まで、あとどのくらいだろうか?今月末あたりか?
ヤッコソウを眺めて下った焼き窯のところで、カラスザンショウの実生にモンキアゲハの卵を見つけた。ふ化間近のようだ。
一昨日載せた、アカタテハの蛹のひとつが羽化した。蛹は庭のカラムシのところに置いてあった。
このあと、近くのカラムシではアカタテハが次々と産卵しているのを見た。
2週間前に5齢だったクロコノマチョウの幼虫は、蛹になっているのが見つかった。
ジュズダマを食べ尽くしていたので、ススキに移しておいた、1頭だ。他の2頭は行方不明。
夕方、Hさんの運転する白い軽ワゴン車がやって来た。
やっとのことでオオスズメバチの巣が見つかった、と嬉しそうに話してくれた。