昨夜、灯りに飛来したのだろう。
ライトトラップの近くにいたヒメカマキリのオス。
ほっそりとした体型で、メスよりか一回り小柄。
ヒメカマキリは、この時期から晩秋までが成虫期で、越冬態は卵。
一方、サツマヒメカマキリは今の時期、若齢幼虫であるはずだ。
そして、終齢幼虫で越冬。
ヒメカマキリのオスを単独で見るのは2回目。出現時期が短いのでオスを見かけるチャンスは少ない。
メスに比べて早々と姿を消すのは、他のカマキリ類と同じ。
動きはメスよりか敏捷で、よく飛ぶ。
ヒメカマキリ♂の、後ろ脚に注目。
矢印先の腿節にある三角突起の長さが両種の区別点として図鑑にある。
突起が短い方が、ヒメという事らしい。
今朝のオスの三角突起を見る限り、確かに腿節幅の半分より短い。