2019年08月29日

ロードキル、モンキアゲハ

上米公園のアカメガシワ樹液に、大きめのコクワガタが来ていた。
いや結構、大きい。久しぶりに見た。
コクワガタ-0735.jpg

樹液はコウモリガの幼虫巣から滲み出ていた。

夕方の犬の散歩コースの一つ。ここは農耕車も滅多に通らない静かな小道。
以前、「チョウのねぐら通り」とか書いた場所だ。
ねぐらについたチョウは見かけなかったが、モンキアゲハの死骸が路面に貼りついていた。
モンキアゲハ-0760.jpg

車の通行量が極端に少ないせいか、ここでのロードキルは、ずっと前にハンミョウを一回だけ見た。
それだけ。

こちらは随分と体に傷を負ってはいるが、元気に歩いていた、オオゴキブリ
オオゴキブリ-0755.jpg

後脚がうまく動かないようで、引きずるようにして歩く姿は痛々しかった。

で、帰り際に目に入ったのは、オオトリノフンダマシの卵のう。
まだ新しいようで、すぐ上にメスが留まっていた。

オオトリノフンダマシ-0768.jpg


〜ツインマクロストロボは使うけれど〜

さて、私が20歳代の頃、昆虫写真撮影に使う機材と言えば、
金科玉条のごとく、ツインストロボと100ミリマクロの組み合わせだった。
(まあレンズの種類もそんなに無かったし。3本とかで。)
これが昆虫写真のスタイルだ!と思い込んで、迷うことがなかった。
なにせ光のまわりが良く、ソツのない写真が撮れたからだ。

ところがある日、撮影した写真を眺めていて、絵柄にもよるけれど、天地がわからない、
どっちが天空でどっちが地面だ、という仕上がりが物凄く気に掛かり始めた。
気持ちが悪くすらなった。写真は見た目通りとはいかないまでも、これは自分が欲しい、
描きたかった写真ではないじゃないか。テカリ具合が不気味なカットもドンドン増えた。アイキャッチが2個、3個というのも気分が悪いし。
それで、ダメ写真を次々とゴミ箱に放り捨てたのも懐かしい。かなり大量に捨てた。早く気付けよ!だが。

ストロボの使い方を改めて見直し、まず特別な場面を除いては、ツインストロボを使わないことにした。
もっとも、超接写や広角接写など、レンズ先端から被写体までの距離がごく短い場合には
ツインストロボを使っている。その場合も自作のディフューザーは必ず使う。
メーカー付属のものはほぼ使いものにならない。

またマクロレンズも、100ミリや90ミリ系よりか、標準マクロを使う頻度の方が高くなって、(虫のしわざ、というテーマに嵌っていったのも一因ではある)
被写体の条件で、この二系統のマクロレンズを頻繁に取り替えるようになった。
つまり二台体制が常に必要となる。ちょっと面倒くさいが。

標準マクロでは被写体までの最短距離が短くなるため、ストロボの発光部はできるだけ
低い機種を選んでいる。100ミリ系ではノッポのストロボでも構わない。
低いと言えば、カメラ内蔵のストロボの発光部がもっとも低い位置にあるけれど、
原則、内蔵ストロボは使わない主義だ。(フルサイズカメラではそもそも、内蔵ストロボは装備されていない。キャノンの場合。)
これには大きな理由が二つあって、
一つはチャージが遅いことで、大事なシャッターチャンスを逃したという、痛い苦い経験があるからだ。
それも二回。そのとき撮り逃した瞬間は、今もって撮りきれてない。あの時、外付けのストロボを使っておれば!
という後悔の念が強く影響している。最初のカットの次の瞬間こそが欲しかった絵柄で、シャッタータイミングはバッチリ合ってたのに、2カット目は発光してなかった。ブレブレで真っ暗。
内蔵ストロボの手軽さに気が緩んだのだと思う。お散歩撮影、なんて呑気なことを言ってた。

もう一つは、内蔵ストロボには日中シンクロのシャッター速度に上限制限があって、明るい場所では使えないことがままあること。高速シンクロで早いシャッター速度を維持したい場面は多い。

ストロボをカメラから離して発光させるときには、電波通信を使うようにしている。
光通信では受光部のちょっとした向きで発光しないことが夜間でも結構あり、大事なシヤッターチャンスを逃したり、撮影時にストレスを抱える原因にもなる。電波通信なら、木の陰などカメラから見えない位置にもストロボを構えることが可能。

ともかくも、カメラ機材という道具は、場面によって、撮影目的しだいで、あれこれ道具選びをする必要があり、
当たり前だが、万能な機材などは無い。

だからフィールドに出掛ける時は、今でも毎回、機材の絞り込みには時間が掛かる。迷う。
かと言って、何もかも担いで行くわけにもいかない。年相応の体力的な問題も大きい。
残念ながらこれは仕方がない。気力だけでは克服できない。


posted by やまかます at 22:51| Comment(0) | チョウ
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