2019年08月26日

四国カメムシ

一週間ぶりに帰宅してみれば、ヤママユのメスが羽化していた。
昨夜辺り羽化したようだ。山吹色。

さて、四国昆虫巡りで出会ったカメムシ目はと言えば。

石鎚山、瓶ヶ森林道のアカフハネナガウンカ。22日。
アカフハネナガウンカ-7127.jpg


本種は山地性で、シラキの葉裏で見つかるそうだが、写真はササの葉の裏にいた。
よく見れば、赤い口吻が葉脈に突き立てられており、おそらく吸汁していたのだろう。
ヒメキマダラヒカゲの卵塊でもないかとササの葉をめくっていたのが幸いした。
この後、I子さんが産卵行動を目撃、撮影したらしい。
けれど改めてその場所を案内してもらったが、本人にすらわからなくなった。
一旦移動してしまうと、さっきまで見ていたはずのポイントを見失う、ということはよくある。

高知県南国市のニシキキンカメムシ幼虫。24日。
IMG_7335.jpg

この時期は4、5齢がホストのツゲから分散し始めたところで、集団形成は弱い。
10月以降だと樹上での集団密度が高くなり、やがて厳冬期に入ると地面の落葉下に潜り込む。

愛媛県、皿ヶ嶺、風穴のトホシカメムシ幼虫。25日。

トホシカメムシ-7423.jpg

ナナカマドに幼虫が多く、みな5齢だった。
成虫も一頭だけいた。
トホシカメムシ-7591.jpg

2年前、埼玉県飯能市では9月下旬に5齢と羽化直後の新成虫が多かった。

ナナカマドでは、ツノアカツノカメムシ、もいた。
ツノアカツノカメムシ-0265.jpg



コブシの実にはアカスジキンカメムシが数頭来ており、全てメスだった。
アカスジキン-7542.jpg


サクラでは、ナシカメムシの交尾カップルが2組。
クヌギカメムシ科のナシカメムシが産卵するのは9月以降だ。
そして越冬は2齢幼虫というステージ。
ナシカメムシ-7579.jpg


25日、同日。午後5時20分。
松山市南高井町、実家のドアノブで、チャバネアオカメムシが産卵していた。

チャバネアオカメムシ-7598.jpg

こんな不安定な、しかもホストから遠く離れた場所で、何故ゆえに?

思うに、ドアノブ周辺にはクロガケジグモのボロ網が張り巡らされていることから、
チャバネアオカメムシの♀の脚はこのボロ網に絡まれていたのではないだろうか。
もがいて、もがき暴れているうちに観念して産卵するに至ったのではないだろうか。
クモの網糸に掛かって、そこで産卵してしまうということはこれまでにも数回観察している。

ふ化幼虫達にとっては迷惑な話だが、苦し紛れに最後の力を振り絞った母虫の執念とも言えるだろうか。

撮影後、家に入るためドアノブをそっと握って回したら、
チャバネアオカメムシはサッと飛び立って行った。
うん? 

今朝は早めに明浜町の嫁さんの実家を発ち、
八幡浜港の市場に寄ってみた。
水揚げの多かったタコと(ちょい高め)、タチウオ、朝獲れエビを買った。
エビもタコもサッと塩茹で、実に美味い!

小雨の中、臼杵港から宮崎まで一気に戻った。




posted by やまかます at 22:19| Comment(0) | カメムシ
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