午後2時、日向市から山間の美郷町に入った。
山の稜線には入道雲が並んでいた。やけに近い。そして猛烈な暑さ。
渓流の淀みがあったので降りてみた。落ち葉がたっぷりあり、水深も浅いので
そこかしこにコバントビケラの幼虫巣が見つかる。
こんな観察ポイント、三股町にもあるはずだな。すぐには思い当たらないけど。
明日開催予定の観察会、その下見は午後3時から。ギリギリまでコバントビケラの撮影。
5分遅れでおせりの滝に到着。着くやいなや、にわかに曇って雷雨となった。
雷が治まってから雨の中を歩いたが4、50分ほどで止んだ。
観察会経路の途中にある道沿いのウラジロガシ樹洞にキイロスズメバチが営巣していた。
事前に聴いてはいたのだが、目の前をワーカーが出入りしており近づくのは危険。
観察会コースは巣のだいぶ手前までで引き返すことにした。
巣を覗き込んでいたスタッフの方がさっそく刺されてしまった。
自分が同行しておきながら注意喚起が足りなかったことを反省した。
シオヤアブのカップルがふわりと舞った。
メスはニホンミツバチを抱えて吸血していた。