昨日の霧島山。午前6時半。
今朝は一転して濃い霧に阻まれて山容は拝めず。
林の観察路は草で埋もれている。明日には草刈りをやろう。
ウバユリの蕾が膨らんできた。そこにアブラゼミの羽化殻。
うちの林ではアブラゼミは少なく、羽化の撮影など余程ツイてないとできない。
なのにこんな特等席で、、、、、、。
ニイニイゼミとツクツクボウシは別だけど。
里芋の傘の下に、ツマグロバッタ。
さて、昨夕のこと。午後6時20分過ぎ。
クロヒカゲ(画面上)が藪に入ったのを追うようにして、ヒメジャノメがすぐ近くに着地。
ヒメジャノメの視線は明らかにクロヒカゲに注がれていた。
しかも10数秒間隔で、翅の開閉を繰り返していた。
うん?これはどういうこと。
ヒメジャノメはオス、そしてクロヒカゲはメス。
つまり、ヒメジャノメはまるで姉御のようなクロヒカゲにラブコールしている?
この顛末を見届けたくて、犬のチョロのリード端を足で踏んでの観戦、いや観察。
するとしばらくして、ヒメジャノメがクロヒカゲの傍へ詰め寄った。
で、ヒメジャノメがまた翅を開いたその瞬間、クロヒカゲはプイと飛び去って行った。
「ナニ、勘違いしてんのよ!!」
去り際は俊足そのもの、クロヒカゲ姉御の姿はすでに画面に写っていなかった。