2019年06月27日
写真ストック
ナツフジでは、ウラギンシジミ幼虫が3齢にまで成長していた。
ふ化直後は、花蕾ではなく赤い若葉をかじって、そこに身を潜めていた。花つぼみをいくら探しても見つからなかったのは、そういうことだった。
3年前の写真の中に、アシダカグモのメスがオオヒメグモの網に掛かっている写真が出てきた。わずか3年前のことなのに、すっかり忘れていた。
メス親が抱えている卵のうからは、子グモが出のうしていた、
先日にも書いたけれど、卵のうを抱えたメス親は餌をとらないので痩せこけている。
したがって体力もそれ相応に落ちているのではないだろうか?
いやそうでないにしても、何らかのアクシデントに見舞われたのかもしれない。
例えばコガネグモは、産卵した後、卵のうに寄り添うことはない。産んだらそのまま放置するだけ。
子グモが旅立つまで見守る種類とそうでないものと、クモの種類によって様々だ。
フィルム時代と違って、写真の撮影枚数が桁違いに増えた。
フィルム一本36枚撮りという制限の中で、何を撮影して何をスルーしてしまうのか、その時その時に緊張して考えていた。
その呪縛から解き放たれて、目についたもの興味あるものはとりあえず撮っておく、
そんなことを10年以上いや、20年近く続けているうちに、自分の記憶力ではまかないきれない
膨大な写真ストックを抱えてしまい、しかも整理が追いつかない状況。
いっそ撮影を中断して、これまで溜まった写真ストックをしっかり整理する時間が欲しいとも思う。
半年、いや一年くらいは必要かもしれない。
posted by やまかます at 21:31| クモ