昨日のこと、
ちょっと変わった姿のトビケラを探してみた。
先日、延岡市の池の近くで見つけたのだが、撮影がうまくいかなかったのが気になっていた。
普通種ということで青井岳の水辺に近い環境を探してみたが、見つからなかった。
ふと見上げたイヌビワの葉裏に、大きなヘビトンボが潜んでいた。
これくらい大きさがあると、一生懸命探さなくても目に飛び込んでくる。
こちらは小さなカミキリムシ。体長7ミリくらい。
キクスイモドキカミキリ。小さいけれど目立つところにいてくれた。
こちらも小さなムシヒキアブ(の一種かと思う)。
小さいので最初は何しているのか判然としなかったが、一旦飛び立って見やすい舞台に着地してくれた。
吸血されている甲虫はまだ生きているようだった。名前は調査中。
夜は宮崎市と日南市、三股町にまたがる、鰐塚山(標高1,118m)でライトトラップ調査があり、私も参加した。調査は宮崎昆虫調査研究会が主催。
いつも使っていた日南市側から登る林道が通行止になっているので、かなり大回りをして田野町側から登った。
青井岳は田野町のちょうど手前に位置しているので昼間はそこで虫探しをしたわけだ。
頂上にはテレビ局、NTTそして自衛隊などのアンテナ施設があるので、標高千メートルまで一気に上がることができる。ただし道幅は狭い。
探していたトビケラはライトにも来るらしいので少し期待してみたが、川虫類は全く飛来しなかった。
昨夜は蛾類が圧倒的に多く、甲虫類は少なかったが、それでもミヤマクワガタの大きなオスが2頭飛来した。
午後11時に終了。下山して帰宅したのはちょうど午前零時を過ぎる頃だった。