只事ではない、という騒ぎ方。
いや、いつもの喧騒どころではない。
育雛で忙しいスズメ夫婦たちがこぞって集結し、見つめる視線の先には何かある。
私が近づいてもすぐには逃げようとしないのも、逼迫した事態を物語っている。
「ははあ〜ん、これはアレだろうな」」という直感は的中。
アオダイショウがヌルリと姿を現した。
体の模様からよくマムシに間違えられるが、これはアオダイショウの若い個体。
アオダイショウがいたクヌギは、スズメ達が営巣している巣箱から4メートルほどの距離。
ここまで巣場所に近いと、スズメ達も黙ってはいられまい。
撃退する術がないにしても、騒いで必死に抗議する姿は、やはり子の親である。
近所のサクラにナナフシの幼虫が多数ついていた。
ナナフシの子らを守ってくれる親は、すでにいない。
運次第で生き残れるかどうかが決まる。