午後7時16分。
仕事部屋は、「ジィ〜〜〜〜〜〜♫」という虫の鳴き声に取り囲まれていた。
「どれどれ、どこにいるんだい?」とサンダル履いて草むらを覗き込む。
ほんの目の前で騒がしく鳴いているのだけど、かと言ってすぐには姿が見当たらない。
ようやくのこと姿を現したのは、褐色のシブイロカヤキリ。
前翅を擦り合わせて発音しているのがよくわかる。
懐中電灯を当てても平気だ。もちろん、振動はいけない。すぐに鳴き止む。
しばらくすると、近くで仲間が賑やかに鳴いているから、それに釣られて演奏再開。
アレ!? 鳴きやんだかと思えば、前翅、後ろ翅を大きくX型に拡げた。
後ろ翅を細かく震わせているけれど、これでは発音できない。
音ではなく、何かを風で送り出しているのか?
今日はヒゴトゲハムシを見つけることもできなかったが、
ヤブムラサキに、ヨツスジノメイガ幼虫がいた。派手な姿でよく目立つ。
ナルコユリの花蕾もだんだんと膨らんできた。
林の天井に広がっているのはイヌビワの若葉。
2019年04月19日
ジィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♫
posted by やまかます at 20:33| バッタ