2019年04月17日

ヒゴトゲハムシの産卵痕

ヤブムラサキの葉裏に居座っているのは、ヒゴトゲハムシ

とは言え、うちの林のヤブムラサキ全部を探し歩いても、せいぜい2頭ほど。
葉裏に残った食痕の数からしても、個体数が極端に少ないことが分かる。

けれどともかく、そろそろ産卵しているのでは? と
今日のこと覗いてみれば、予想は的中した。

4月17日-4.jpg


矢印先にポツンとあるのが、産卵痕。

葉表から葉肉に埋め込まれた卵の表面が白く見えている。
埋め込む前に葉表面に切れ込みを入れたのだろうが、切り口の縁が茶色く変色している。
どのように切れ込みを入れるのか? 口のアゴを使うのか、産卵管の先端か、そのどちらだろう?

産卵痕に寄り添っているヒゴトゲハムシ。実はこの少し前では葉裏にいた。
最初、産卵痕を確認してから、カメラを取りに戻っている間に、葉表に移動していたのだ。
何故だか理由は思い当たらない。
いや、もしかしたら私が葉っぱに触れたりしたからだろうか? そうかもしれない。
そうでないかもしれない。
けれど産卵痕の証拠写真としては申し分のない絵柄にはなった。

この卵が孵化すれば、やがてマインが観察できるはずだ。
産卵痕がさらに増えることを期待してみよう。


仕事部屋の入り口壁に、アシダカグモ
4月17日-6.jpg


デカい図体だけれど、控え目な性格。

足下をチョロチョロしたり、そっと壁際から私の手元を覗いていたり。
そんな同居者の挙動が視界の端々にあるだけで、なんだか頼もしい。


うちの林の南端にあって、一番デッカい、イチイガシ。(画面右側)
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四季を通して、一番明るい姿が今。
posted by やまかます at 21:24| コウチュウ