街中でマスク姿はこのところ当たり前の光景になったけど、
目の前にいたハエを見て、「君もかい!?」と思わず声が出そうになった。
本種はメバエ科、マダラメバエ亜科の仲間。
頭デッカチでユニークな姿だが、体長は8ミリ前後。うっかり見落とすところだった。
以前から一度は見てみたいハエだったが、こんなに小さいとは。
正面から顔のアップを撮影したかったが、プイッと逃げられてしまった。
まあいつものことだけど。
多分、カラスノエンドウにいたイモムシかと思うが、
クチブトカメムシに吸血されて、真っ黒シワシワになっていた。
これだけデッカい獲物だから食事時間も結構長かったに違いない。
真ん中で吸血しているのはメスで、上下にいる2頭は血の匂いかメスの匂いか、どちらかに誘われてやって来たオスではないだろうか?
コナラの新芽をかじっていたのは、トビサルハムシ。
同じ枝に3頭もいたけれど、とにかく警戒心が強い。
枝に触れただけで、すぐにポロリと落下。