林に降りるとヒサカキの花の香りが漂ってくる。
人によっては不快に感じるかも知れない。
私は嫌いでもないが、好きな香りとは言い難い。微妙な匂いだ。
下向きに開いた雄花を仰いで見れば、中にちいちゃい虫がたまに入っている。大概は頭を奥にしているので見えているのはお尻だ。
けれどよくよく探してみると、頭を外向きにしていることもある。
(写真は全て昨日9日に撮影)
先日載せたアブラナの花に潜り込んでいたケシキスイ類とよく似ている。
口には花粉をいっぱい付けている。
一つの花に2頭入っていることもあった。これはペアだろうか?
いや多分そうだろう。
花にはハチやアブ、ハエ類も数多く訪れているが、ハエカビ菌に感染して死んだものもいた。
ヒサカキは雌雄異株で、
こちらは雌花。