ウンどこからだ? 隣の部屋か?玄関か?廊下か?と探り歩くも音源の位置がわからない。
そのうち音は止んでしまった。
おかしいなあ、空耳か?とカップを手にしたらまた、今度は近くから聞こえてきた。
隣の客間に入ってみれば、障子に何かがぶつかる音だと、わかった。
あ!ハチだ。
あ!このハチはコオロギ類を抱えて運んでいる姿を以前に撮影したことがある。
ギングチバチ科のリュウキュウコオロギバチ、だ。
金色の体毛が輝く特徴的な姿で、クチキコオロギを主に狩るようだ。
そして、成虫越冬。
どういう経緯で部屋に紛れ込んだのかわからないが、ともかく外に出たいようなので窓を開けた。
手に乗っけて外に突き出してみたが、しばらく手のひらをウロウロするばかり。
身繕いなどして落ち着いているので仕方なく外壁に強制移動。するとしばらくしてプイッと飛び去って行った。
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