2018年12月12日

キチョウのねぐら、ふたたび

午前6時半、車のヘッドライトに新たなチョウの姿が浮かび上がった。
一昨日見つけたキチョウのすぐ傍で、
今回はタテハモドキ、だった(写真画面の左手)。


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この季節、駐車場のこの場所は一日中、日陰になる。
ねぐらとしては、落ちつける条件なのであろう。

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タテハモドキのねぐらは気温が上れば、移動する事が多く安定しないが
この場所付近にはよく潜り込んでいる。

自宅から一番近い、ベニツチカメムシの生息地を覗いておいた。
今夏の台風被害で通行止めになっていたので、復旧しているか気になっていた。
現場に着いてみると、数多くの倒木もすっかり片付けられ、折れ曲がっていた電柱も新品になっていた。
被害の痕跡一つとして無く、見事なまでに完全復旧していた。


ボロボロノキすぐ近くのヒサカキに、2集団がぶら下がっていた。
地下に潜り込むのは真冬の厳寒期に入ってからだ。

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ウスタビガの空繭探しなら、まずはここ、という場所に立ち寄ってみたが、今冬は見つからず(三股町、矢ケ淵公園)。
すぐ下を流れる渓流では、ナワバリ争いだろうか?
「キャラ、キャラ、キャラ!」と囀りながらヤマセミ2羽が追いかけっこをしていた。

ヤマカマス「山叺」は見つからなかったが、大きな蓑虫「オオミノガ」が嬉しかった。
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posted by やまかます at 20:54| チョウ