クヌギの葉っぱを見て、こういうこともあるんだ!と少し驚いた。
まさに双子の繭。
しかしどうしてこんな具合に寄り添う格好で繭作りをしたのだろう?
単なる偶然だろうとは思うけど。
繭の正体を知りたかったが、昨夜のうちに成虫が羽化していた。
しかも、双子が揃って。顔面の特徴から、ヨツボシクサカゲロウの♂、と判明した。
双子の繭とは少し離れた葉っぱには、一回り大きな繭があって、そちらは
今夜、8時13分に羽化した。いや、その時刻に繭を食い破って蛹が外に出て来たのである。
正確には、蛹は繭から脱出すると少し歩いて、その数十分後に定位してから羽化したのであった。
こちらは、メスであった。
繭を切り開き外に出て来る瞬間を逃したのは残念。
ハッと気付いたときには体半分が出ており、ファインダーを覗きつつストロボの電源を入れた瞬間、蛹はもう歩き始めていた。
蓋が開くと出て来るのは早い。
EOS-5D Mark3 TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD GODOXストロボ