2018年08月23日

天井ダム、とは


朝一番、虹が出ていた。
にじ_Z5A7958.jpg

台風19号は九州の西岸沖を北上していったが、その影響で雨と強風に見舞われた。
20号はどうやら九州地方にはほとんど影響無いようだ。

しかし一昨日の雨で、撮影スタジオの部屋ではまたもや雨漏りが発生。
一ヶ月前の雨漏りと同じ場所でそこから少し離れた場所にも。
一晩でバケツにたんまりと雨水が溜まるほどの量でもあり、天井の石膏ボードにカビも生えている。
これはかなり深刻な状況と思い、屋根職人のHさんにSOSを発信。
sosはうちだけでなく、集落のあちこちからあったようで、Hさんは引っ張りだこの様子。
それでも小一時間して、駆けつけてくれた。

天井裏を下から見てみよう、ということで石膏ボードの天井板を数枚外してみた。
インパクトドライバーでビスを外し始めると、やおら石膏ボードが自重で崩れて崩落!
「なんじゃあ!これは」
雨水をたっぷりと吸って石膏ボードが脆くなっていたのだ。
天井裏に詰め込んであった断熱材のガラスウールが、これもたっぷりと水を貯めていた。
当初、雨漏りは2か所のみだったが、天井板を外すごとに、あちこちの断熱材からボタボタと滝のように落ち始め、床も私もビショ濡れになった。

天井_Z5A7986.jpg

外に出て、Hさんと屋根に登ってみた。
雨漏りの原因、その場所の特定には少し時間が掛かった。
経年劣化による穴とか隙間ができているわけでもない。
「この銅板の重ねたところの隙間に雨水が入った」というHさんの説明だが、
その隙間は建造当初(11年前)からあるもので、特に広がってもいない。
どうも雨漏りの原因が今一つはっきりしない、のが気にかかる。

明日から延岡に出掛けるので、その前に応急処置を施せたので良かった。


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posted by やまかます at 20:15| 日記