今回も異例のコースを描いているが、その影響か宮崎県三股町では朝からときおり雨が降ったり止んだり。
昨日までの蒸し暑さは幾分和らぎ、夕方から風も吹き始めている。
ツバキの梢で、ヤリグモの卵のうを見つけた。長さは1〜2pほど。

垂直に突き立てた槍のような卵のうの形から「槍蜘蛛」と名付けられたようだ。
その卵のうを取り巻くように、まるで宇宙空間に漂う衛星のごとく浮遊している白いツブツブは、子グモたち。
つまり、卵のうの中はすでに空き家になっているはずだ。

見つけたのは昨日のことで、子グモたちは少なくとも二日間こうして生まれ故郷に留まっている。
いつまでこうしているのだろう?
ヤリグモは他のクモの巣網に侵入してそこの主であるクモを食べる。クモ喰いのクモ。
EOS-6D シグマ50mmマクロ+スピードライト270EX II