2018年07月06日

オニグモ受難

撮影スタジオの雨漏りの応急修理を終え梯子を降りかけたところに、大きなオニグモのメスがいた。
手に乗せると重量感たっぷり。

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腹部の模様が面白いので撮影してみたところ、あとになって寄生卵が多数、付着していることに気付いた。白ごまのようなものが点々と。
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以前、コガネグモの卵のうを開いてみると、中にギッシリ、寄生バエの幼虫(蛆虫)が詰まっていたことがあるが、それはどうやらクモヤドリバエの一種かと思う。クモヤドリバエはクモの卵のうに産卵するとある文献には書かれていた。
オニグモの体表面に付着した寄生バエの卵は、このあとふ化してからクモの体内に寄生するのだろうか?このオニグモはどうなってしまうのだろうか?


一昨日、台風一過の晴れ間の下、林内観察路の草刈り作業をしておいた。わずか1時間だったが、背負い式草刈り機だったこともあって、かなり疲れてしまった。背負い式では腕の力に負担が偏るからだ。作業中、すんでのところで、ノウタケの小さな幼菌を刈り飛ばすところだった。
今日になって見てみると、立派に育っていた。まるで、メロンパン。

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ノウタケは止血に効能があるそうだ。
posted by やまかます at 21:38| クモ