2018年07月03日

オニヤンマの食事

台風7号の直撃はなかったものの、一日中吹き荒れた強風のため、木々の落枝が夥しい。
コウモリガ幼虫の穿孔によって脆くなったが故、折れた枝が多く、カミキリムシ幼虫のしわざによるものもそれに次ぐ。
折れてダラリと垂れ下がった枝の様子から、「ああ、このヤシャブシもだいぶ弱ってるな。寿命が尽きるまであと3年、いや2年か?」などと、台風の爪痕を眺めてみる。
「イロハカエデも、ムラサキアオカミキリの食害でボロボロだな」

もちろん花壇の被害もかなりで、ヒマワリは全部倒れてしまった。折れてないだろうね?

午後4時過ぎ。
雨も風も穏やかになったほんの一瞬、ウスバキトンボが庭の上空を群れ飛んでいた。
遅めの珈琲を入れていると、窓ごしにオニヤンマがウスバキトンボの群れのなかをジグザクに突き切っている姿があった。どの昆虫たちも、今のうちにとばかり、食事タイム。こちら人間は珈琲タイム。
しかし、5分も経たないうちに風雨が再び強くなって、潮が引くように昆虫たちも姿を消して行く。

そのなか、オニヤンマがナナミノキの風下側の梢に飛び込むところに目が合った。

「あ!止まった」
「アレ?止まった姿勢が変だな」

双眼鏡(Nikon Look6倍)で見るも、その変な理由がわからない。
雨がまた止んだので、ガスコンロの火を一旦止め駆け寄ってようやく判明した。

オニヤンマのメスは、ウスバキトンボを抱えたままで、枝にぶら下がっていたのである。

オニヤンマ捕食-5464.jpg
ウスバキトンボの頭部は齧られてすっかり消失して、胸部の筋肉が剥き出しになって生々しい。
しかし、右前脚だけを枝に掛けた姿勢はあまりにも不安定に見えた。
いやそれとも、カメラを構えた私の姿を警戒したか。
3カット撮影した直後に飛び去ってしまった。
諦め切れずに追いすがったが、さらに高いコナラの樹上へと消えて行った。
posted by やまかます at 20:41| Comment(0) | トンボ
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