しかし、ヒメハルゼミは高い場所にいて、なかなか姿を見ることができない。
鳴き声に惑わされて、一旦はヒメハルゼミかと勘違いしたが、目の前にいたのは、ヒグラシだった。
とは言え、樹肌についた苔に見事に溶け込んでいる。

2メートル先にいたが、自分ながらよく気付いたものだと思う。
昨日と同じフィールドで、ベニツチカメムシのメス親たちが忙しく働いていた。
九州に移転するきっかけともなった虫の一つがベニツチカメムシだから、私の思い入れは強い。

森の木漏れ日に、ムラサキシジミ♀の姿もあった。

ちょうど手にしていたカメラのレンズは35ミリマクロだったので、ライブビューモードにして、
片手でカメラだけをチョウに近づけて撮影。このときカメラの影が掛からないようにカメラ位置には注意を。
涼しげな滝の風景写真も、休憩タイムで、パチり。
