仕事部屋のすぐ外でも、4頭を継続観察中だったが、そのうち1頭が昨日、蛹化場所を求めて姿を消した。
で、今晩のこと蛹を1頭発見。この蛹は姿を消した1頭とは別個体であろう。
仕事部屋の扉を開けるとすぐ目の前に幼虫が見えるので、時間の空いたときにはまめに覗いている。

大きく体を反らした姿勢を、10数分間以上、保持していた。このままでじっとしているだけ。
なんだこりゃ?
休憩を挟んでこのヨガ体操のようなことを、数回行っていた。
一体この運動?どんな意味合いがあるのだろう。4頭が皆やる訳ではなく、写真の1頭だけ。
クロヒカゲ幼虫を見ているすぐ隣には、ミナミマエグロハネナガウンカ。
本種の幼虫は朽ち木に生えるキノコを餌にして育つようだ。したがって羽化場所は朽ち木で、いつも成虫を見かける場所とはまったくかけ離れている。


しかし、なんでいつもこう翅をV字型に立てているのだろう?
風が強いときには難儀するだろうに。
羽化直後は折り畳んでいるが、成虫になってからも畳むことができるのだろうか?
翅を畳んでいる様子は一度も見たことが無い。
今日の夕方、キノカワガの幼虫が繭作りを始めた。カキの葉裏にボート型の繭を紡ぐ。