今朝もペアとオスのお一人様。

お一人様のオスが腹一杯になったか、おもむろにペアの方へと登り始めた。
それとも「オイオイ、飯喰ってる場合ではないだろう」と私がつぶやくのが聴こえたか、、、。

当然ながらメスを巡っての相撲が始まった。
メスはお一人様が乱入した瞬間、弾けるように避難した。
血気盛んなお一人様は上に回り込んで、挑み掛かった。

メスにマウントしていたオス(画面下側)は見るからに体格が良いが、力の差はそこそこと思われた。
しばらく大アゴのチャンバラが続く。
相撲前半、お一人様の勢いの方が勝っていたが、しかし数分で勝負がついた。
防戦気味だった下のオス(メスをマウントしていた)が、反撃に出たのだ。
というか、受け身で相手の出方を見ている余裕があったのだろう。
強烈な挟み込み一発。「ガチン!!」という破裂音には、その力の凄まじさを感じた。
お一人様は負けを宣言したかのようにすぐさま、樹下へと走り去った。
大怪我を負わなくて幸い。ここはひとまず退散するしかないだろう。

足場を決めると、一気に上昇していった。

お一人様が飛び立った瞬間、体をひねりながらノーファインダーでシャッターを切った。
ピントは合ってないが、またどこかで出会えそうな気がした。