少し出遅れたか、と気になっていたがまだ間に合ったようだ。
ようだ、というのはこの後、継続観察で確認しないことには何とも言えない。
さて、ふと遊歩道の手摺を見れば、点々と小さな虫粒が並んでいた。
ニセクロホシテントウゴミムシダマシ、だ。

手摺表面にこびりついている苔か地衣類?を食べている様子。

交尾も見られたがどんな場所に産卵して、どこで幼虫は育つのだろうか?
※当初、クロホシテントウゴミムシダマシ、としていましたが、前胸背板に暗色部が無い、ことから
ニセクロホシテントウゴミムシダマシ、と訂正しました。
落ち葉や枯れ枝に、黒髪がいっぱい絡んでいた。
「山姥の髪の毛」と言われる、キノコの一種だ。

髪の毛そっくりのものは、菌糸束でその先端に傘が開いている。
カミノケタケの一種、だろう。

柄が枯れ枝を突き破って生えていた、こちらは別種のカミノケタケだろうか?

落ち葉には一見、粘菌に似ている、担子菌類の一種が張り付いていた。

照葉樹林の林床に這いつくばっていると、時間が経つのを忘れてしまいそうだ。
一歩も前に進めない。
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