2023年09月02日

Papilio machaon

三股町

昨日の記事タイトル「キャノピー」のようなハッチが開く、そして、偵察ポッドにも似ている、というホシハラビロヘリカメムシの卵を今朝のこと探してみた。
クズの葉っぱをめくって葉裏を見ていけば、だいたいはすぐに見つかる。けれど終齢幼虫が一頭いただけで、卵は見つからなかった。過去に撮影した卵の写真はあるが、できれば撮り下ろしの写真を載せたい。

隣地の藪や庭で真珠光沢の卵探しに没頭しているうち、ほかのカメムシの初齢幼虫2種、初めて見る卵が2種(私にとって)、が見つかってまさに瓢箪からコマ。ささやかな発見は、来春に刊行予定の本に載ることになるだろう。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

昼食を終えて居間で休んでいたら、花壇にアゲハとキアゲハ(Papilio machaon)のメスが来ているのが、簾越しに見えた。
アゲハのほうは尾状突起がとれて翅の傷みが目立つ。二兎を追うもの一兎を得ず、キアゲハの夏型はあまり撮影してなかったようにも思え、キアゲハを目で追うことにした。

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色とりどりのポンポン百日草のなかに、薄黄緑色の花が今年は咲いていて、アゲハもキアゲハも最初のうちは素通りしていたが、次々と花を巡るうち、この地味な花色にもついにやって来た。
posted by やまかます at 21:11| チョウ