2023年09月01日

キャノピー

三股町

午後5時半、家の外に出て一時だけ観察をした。
今日は本の仕事の撮影と写真画像の準備などでずっと室内に篭りきりだったので、外の空気を吸っておきたい。
以前なら飼い犬の散歩で嫌でも朝晩と日に二回は散歩に出ていたのだけど。観察歩きをするにしても、かたわらを歩く犬がいなくなったのは寂しいものがある。

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ホシハラビロヘリカメムシ     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

隣の敷地で蔓延っているクズでは、もっとも身近なカメムシと言える、ホシハラビロヘリカメムシが食事中だった。
本種が産み落とす卵は真珠光沢があり光の当たり方で虹色に輝く。

卵が孵化するときの様子は、ジェット戦闘機のコクピットを覆う流線型キャノピー(風防)を上に跳ね上げたときのようで、卵殻の一部がパコンと開いて、そこから幼虫がゆっくりと体を外に乗り出してくる。
2001年に劇場公開されたSF映画『猿の惑星』に出てくる偵察ポッド(一人乗り小型宇宙船)の形状やキャノピーの開く様子を観て、私はホシハラビロヘリカメムシの孵化や卵殻を思い起した。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

こちらの↑ホシハラビロヘリカメムシの前胸背面には、小さなヌカカの一種が乗っかっていて、吸血中だった。
ヌカカの腹部は青緑色の血液でパンパンに膨らんでいる。いつまで吸い続けるのだろう。
シオカラトンボの翅脈で吸血していたヌカカと種類は違うのだろうか?

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

ススキの葉裏についたカンシャワタアブラムシのコロニーで、ゴイシシジミが食事中。
アブラムシがお尻から出す甘露を吸っている。
今年はササコナフキツノアブラムシ(ササにつく)、カンシャワタアブラムシとも発生数が多いので、このアブラムシたちを幼虫の餌として育つゴイシシジミの姿もよく見かける。
posted by やまかます at 21:23| カメムシ