久しぶりに山間の渓流を訪れてみた。

ミヤマカワトンボが数頭、空中に舞い上がっては小さな昆虫を捕らえていた。
オスが3頭、そこにメスも混じっていたが、配偶行動は見られなかった。どのミヤマカワトンボも腹拵えに夢中というところか?


しばらく足が遠のいている間に道路工事や法面補強工事が入って、これまでずっと観察してきたボロボロノキの一本が伐採され地面がコンクリートになっていた。
険しい斜面の上の大木は無事だったので、ベニツチカメムシの繁殖に大きな影響は無いだろうとは思うが、観察ポイントの一つが消えてしまい残念だ。
それともう一箇所、都城市のある川沿いの観察好適地だった場所が観光公園地化のため、大々的な工事が入ることになり、来年までずっと立ち入り禁止になっていた。
工事が終われば広大な駐車場と人で賑わうだけの俗化した公園になってしまうので、もうここを訪れることはないだろう。