2023年05月31日

ネズミ鳴きする、イモムシ

三股町

朝早くから雷の音がして、小雨が断続的に降った。

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     TG-6

庭のコナラで育った、ウスタビガ幼虫。
あと数日で繭作りに入るだろう。

この幼虫の母蛾はイロハカエデで育ったのだが、孵化直後(3/25)にイロハカエデを与えても見向きもせず徘徊していた。
そこで、芽吹いたばかりのコナラに移しておいたら若葉を食べて無事に成長したが、
2齢になって以降は葉蔭に隠れてずっと姿を見失っていた。
ところがある日、コナラの傍を通り掛かったときに葉を食む音がしてようやく再会できた。

ウスタビガ幼虫が、チイ〜〜〜♫と発音するメカニズムはまだ詳しくはわかっていないようだが、
自ら体を強く萎縮させると胸部の辺りで摩擦音が発するようだ。
繭作りが始まって、繭壺の狭い空間で窮屈な姿勢になる時など、その弾みで
チイ〜〜〜♫ と音がし、室内飼育ではその音で、「ああ、繭作りが始まったな」と
気づいたことが何度もある。



posted by やまかます at 21:06|

2023年05月30日

抜けない!

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

ヒルザキツキミソウの花を訪れる昆虫は多い。
今朝は、アカホシカスミカメが長いこと花粉?に口吻を突き立てていた。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

こちら、マエジロオオヨコバイ♀はここで何をしていたのだろう?休んでいただけ?

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

隣の花から羽音がして、振り向いて見れば、キイロスズメが羽ばたいていた。
口吻が花から外れなくなってもがいていたのだ。
このままではいづれ力尽きて死んでしまう。
口吻を傷つけないようそっと外してやるとすぐに飛び去って行った。が、いづれまた犠牲者が出るだろうとは思う。

去年の6月26日にもホウジャクの受難について観察し、載せてある。
posted by やまかます at 20:34|

2023年05月29日

夏型

三股町

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

庭のヌルデにいた、ヨツキボシカミキリ。
葉っぱには後食痕が見当たらなかったが、本種のホストはヌルデやヤマウルシなどウルシ科植物。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO (5月23日撮影)

モンシロチョウ♂も夏型。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

アゲハ♂も夏型。

北九州では本日、梅雨入りしたが、南九州も明日からはしばらく雨模様となり梅雨入りとなりそうだ。
雨が降る前にと、昨日の山仕事の続きを今日も片付けておいた。
炎天下での作業はキツイが、思ったほど汗をかかなかった。気温は30℃前後でも湿度はさほどでもなかったせいか。
林の下の池はかなり干上がっているので、まとまった雨が欲しいところではある。
トンボ池(人工池)ではヤブヤンマの羽化が始まっていた、羽化殻はまだ一個しか見つかっていないが、
池を覗き込むと、ヤゴが慌てて水中へと逃げていく姿があった。
posted by やまかます at 20:35| コウチュウ

2023年05月28日

撮って見ず、それダメよ!の巻

宮崎県 児湯郡 木城町

27〜28日、『木城えほんの郷』で「春のむしむし探検隊」が開催された。
来週にも田植えを控えた田んぼには水が張ってある。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8

観察コースの途中にある水辺は子供達に人気が高く、網を入れ始めたらもう動こうとはしない。
水のいきものには皆、目を輝かせている。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8

その水辺近くの草むらにいた、「人面蛾」は、

スジモンキマルハキバガ Periacma delegata (マルハキバガ科)

普通種のようだが、食草は未知とされている。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

夜の灯りに来ていた、オオアヤシャクは久しぶりだったし、新鮮な個体で感激。

しかし、なんとその背後にウシカメムシが写り込んでいることに迂闊にも現場では気付かず。
建物の灯りだけで暗かったせいもあるが、モニター画像のチェックが甘かった。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

〜お知らせ〜

「木城えほんの郷」の「森のえほん館」にて

写真展『この星とともに生きる 小さな命を見つめて』を、開催します。

開催期間は、本年、10月21日〜11月26日、です。一昨年に続き2回目の写真展となります。
ギャラリートークを10月29日(日)に行う予定です。詳しい日時はまた後ほどお知らせします。
posted by やまかます at 21:11|

2023年05月26日

花の中の続き

三股町

ノアザミの花中に潜む、アザミウマを探してみた。
アザミウマという名前の由来からしても、そして今がまさに花盛り(そろそろ終盤)でもあるし。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

アザミウマは柱状花の隙間を好むので、姿がチラッと見えたかと思えばすぐに裏側へと消えてしまい、撮影は思いの外難しい。

昨日、載せたアザミウマの写真はヒルザキツキミソウの花で撮影したものだが、この花では個体密度が高い。
雄蕊や雌蕊の陰になって見ずらいけれど、ノアザミよりかははるかに観察がし易い。

花の中は長閑なアザミウマ牧場だな、などと思っていたがここにも天敵がいて決して安住の場所でもないようだ。
アズチグモがアザミウマをガッチリ捕えていた。
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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U

アザミウマからしてみれば、はるかに大きい、ルリマルノミハムシも時々、見かける。花粉を食べているのだろうか。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
posted by やまかます at 21:16| アザミウマ

2023年05月25日

花の中の牧場

三股町

庭のクヌギでゆりかごはそこそこ見かけていたが、しわざのヌシ、ゴマダラオトシブミの姿をようやく発見。
黒化型は久々の登場だ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

イロハカエデで葉っぱを食んでいるウスタビガ幼虫は、昨日からずっとコガネムシとツーショットでいる。
ウスタビガが孵化したのは3月25日だから、幼虫期間は今日でほぼ2ヶ月となる。
コナラでも兄弟が育っているが、生い茂った葉蔭から姿を探すのは簡単。
パリパリ、葉を食む音に耳をすませばいい。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U


花の中は、アザミウマの世界。
これまでアザミウマを観察する機会がほとんどなく、知らないことだらけだ。

写真の種の体長は、1〜2ミリ程度と小さく、しかも動きが速いので、撮影には苦労する。

アザミウマは蛹の時期が2回や3回あるものがいて、しかも、蛹も歩き回るそうだ。
小さいから翅が無いからといって幼虫とは限らないから厄介だ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U 
posted by やまかます at 19:51| アザミウマ

2023年05月24日

白日ホタル

三股町

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    OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH

ベニシジミの交尾カップルがいたのは、仕事部屋を出たすぐのノイバラ。
元々は大きなススキ株だったが、ここ2年ほどでノイバラがグングン成長して、ススキは踏み台になって呑み込まれてしまった。
写真画面右がオス。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

谷津田の水路沿いの梢には今日もゲンジボタルが休んでいる。写真はいづれもメス。

夜になれば群飛しているが、そこからフワリとうちの庭まで上がってくることもある。
居間の窓から外を眺めていると光の明滅がときおり流れていくのだ。
連休明け頃に比べ、この頃はメスの姿もよく見るようになった。

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    OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH  FlashQ G20U

昨日に引き続き、今日も日中の気温はグンと上がった。日向にいるとジリジリ肌が焼ける。
けれど湿度は50%以下でカラッとしている。木陰に入れば涼しく過ごしやすい。
過ごしやすいののはいいが、カラカラに乾燥していることが気になる。
昆虫やさまざまな生き物にとって、この乾燥状態はどのように影響しているのだろう。

昨日と今日、草刈り作業を行なったあと、刈草が半日でパリパリに乾燥している。こんなに早く乾くなんてことは、この時期にかつてあっただろうか?と、やはり気になって仕様がない。


posted by やまかます at 20:58| コウチュウ

2023年05月23日

カメムシの卵

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

オオカマキリに遅れること約2週間、ハラビロカマキリの1齢幼虫の姿が目につくようになった。
ショウリョウバッタの1、2齢幼虫なども庭で跳ねていた。もうすっかり、初夏。

さて、先日、20日の町田市、成瀬台の公園では、ポプラの葉にキマダラカメムシの卵塊があった↓。
それも目線の高さですぐに気づいたのだけど、私が清瀬に住んでいた頃にはあり得ないことだったと改めて思った。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

つまり、あり得なかったというのは15年〜20年前に遡っての話だが、おそらく今の清瀬市(野塩付近)では、町田市のようにキマダラカメムシは普通に生息しているのだろう、と思う。

九州から関東圏まで分布を拡大したキマダラカメムシは、ホストが多種類であるためか、卵塊を見つけるのがカメムシのなかでもダントツに容易である(身近なカメムシで)。
従来、卵塊の見つけ易さで言うならば、ホオズキカメムシ、チャバネアオカメムシ、クサギカメムシなどが筆頭に挙げることができたが、
ここ10数年でそのランキング上位に入ってきたのが、キマダラカメムシと言えるかと思う。
ホストの植物種が多様でその上に卵が大きいことも目立つ要因になっているのだろう。

今日は都城市の早水公園で、イロハカエデとケヤキのそれぞれの葉っぱで卵塊を見つけた、というか向こうから嫌でも目に飛び込んでくる。それほどアピール度が高いのが、キマダラカメムシであり、卵・幼虫・成虫と全ステージでもっとも馴染み深いカメムシとなりつつある。
もっとも、一方でキマダラカメムシが分布していない地域、例えば東北以北の地で卵塊発見率の高いカメムシは何だろうか、と気にはなる。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

北西の風が強く、黄砂に霞んだ今日の日の入り。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 20:53| カメムシ

2023年05月22日

超!目が効く?カラス

都城市 早水公園

ある昆虫のしわざを撮影するため、街中の公園に出向いた。
しわざが残っている植物の名前もすぐにわかる写真が必要なので、その条件を満たすしわざを探し歩いていると、
目の前でハシボソガラスが地面を何度も嘴で突いていた。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

これは何かある!カラスが見つけた、狙っている、獲物は何だろう?

獲物はカラスにとって魅力あるらしく、私がゆっくり近づいても逃げようとはしない。
カメラのレンズは12-100mmと、鳥の撮影には短い焦点距離だったが距離をつめることができた。

すると! なんと!、カラスが啄んだ獲物の正体は、予想外のクマゼミ幼虫だった。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

地面には嘴で穿った穴が残っていた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

カラスとの距離が近すぎたため、獲物を咥えたまま逃走してしまったのは残念。
しかし、夏本番セミの季節にはまだ早いこの時期において、クマゼミ幼虫を引っ張り出していたことは驚きだ。

カラスが地中に潜んでいるセミの幼虫を掘り出しては食べる、ということを初めて知ったのは、
2016年の夏のことで、場所は東京都の代々木公園だった。

詳しくは『はじめて見たよ!セミのなぞ』(少年写真新聞社:2017)に写真が掲載してあるが、
(『野鳥のレストラン』(少年写真新聞社:2022)にも掲載している)

セミが次々と羽化する夏の頃ならともかく、まだニイニイゼミも登場していないこの時期に(そろそろか)、
それもクマゼミ幼虫を掘り出したカラスの眼力たるや、それは改めて、凄い!としか言いようがない。

羽化日当日なら幼虫が穿ったごくわずかな穴が地面に開くので、おそらくカラスはそれを探しだして掘り広げるのだろうが、今の時期だと、何かしらの理由によって、弾みでもって、地面に灯り窓を穿ってしまったのか、それとも薄くなった地下トンネルの天井が盛り上がり運動をして、カラスの目を惹いたのか、そのどちらかだろうと推測している。




posted by やまかます at 21:48| とり

2023年05月21日

メスグロヒョウモン

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

自宅フィールドで見られるヒョウモンチョウ類は、ツマグロヒョウモンとメスグロヒョウモンのわずか2種のみで、少し寂しい気もする。
それでもツマグロヒョウモンより一回り大きい、メスグロヒョウモンが現れると嬉しいものだ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ネコノチチの花にはオスが2頭来ていて、ずいぶんと長く吸蜜に勤んでいた。
花は小さいけれど蜜の量が多いのだろうか?

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

か、と思えば、ツワブキの葉表面でも目に見えない何かをクルクル体の向きを変えながら吸っていた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 20:17| チョウ

2023年05月20日

児童公園の黄色いアブラムシ

東京都 町田市

成瀬台、住宅街の中にポツンとある小さな児童公園。
甥の年少の女児と一緒に散歩で訪れ、彼女の秘密基地など教わりながら昆虫観察をしばし。

まずは、ベニカミキリ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

コマルハナバチの雌雄、キタキチョウ、ルリシジミ、クロヤマアリ、クロオオアリ、オカダンゴムシ、チャバネアオカメムシ、バラルリツツハムシ、、、、、見つけた虫の名前を声に出して歩く。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

キョウチクトウアブラムシのコロニーが多く、ナミテントウの幼虫、蛹、新成虫がたくさん見られた。
「おじちゃん、これなに?」と指差した先には優曇華の花も。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

帰り際に見つけたのが、交尾中のホリカワクシヒゲガガンボ。

17日から3日間、都内での打ち合わせ、飯能でのフィールド歩き、会食など、過密スケジュールを終え、
羽田空港から午後5時45分発の便で宮崎に戻った。

機内(ANA)では映画『生きる〜LIVE』を視聴した。
黒澤明監督原作「生きる」をカズオ・イシグロの脚本で、ロンドンを舞台に製作された作品。
1時間15分ほどのフライトで、映画の最後のほうが尻切れトンボになってしまったのが残念。
こんなときに限って、予定より6分ほど早く宮崎空港に着いた。
posted by やまかます at 22:48| カメムシ

2023年05月19日

玉虫

埼玉県 飯能市

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

昨日に引き続き、飯能のフィールド歩きは午前中のみ。昼前には雨がポツポツ落ち始めた。
キノカワガ幼虫でもいないかと見上げていたカキの梢に、ヒゲコメツキ♂がいた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

アオマダラタマムシを見るのは実に久しぶり。
無傷の綺麗な個体だった。

昼過ぎ都内に移動し、これも超久しぶりの書店にて立ち読み。池袋駅の三省堂。
文芸書コーナーでしばし時間潰し。
この頃から外では土砂降りに近い降りになっていた。
版元での打ち合わせのため、地下鉄の迷路をひたすら歩いた。
夜は町田市にて会食。町田駅前がすっかり変わって人が多く、大都会のようになっていた。






posted by やまかます at 23:07| コウチュウ

2023年05月18日

飯能のフィールド歩き

埼玉県 飯能市

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

久しぶりにアカシジミに出会えた。羽化して間もない新鮮な個体。
昨日から上京して、飯能市に投宿。昨年、11月に引き続き飯能のフィールドを歩いた。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

ヤマグワにはクワキジラミが多く、ハラグロオオテントウの幼虫が多数いて、成熟したものもいた。
写真ではナミテントウ幼虫(画面左)もクワキジラミを食べていた。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

昨年生まれの成虫もポツポツ見つかった。まだ蛹や新成虫は出ていないようだった。
posted by やまかます at 22:13| コウチュウ

2023年05月17日

荒れ地もヤマグワの賑わい

三股町

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    OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U

小粒ながら果実が並んだヤマグワ。
耕作放棄地が増えて、草刈り手入れもされなくなった荒れ野に、ヤマグワがあちこちで大きく育っている。
以前なら苦労したカイコの餌集めも今では家の周りに潤沢な供給源がある。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U     

果実で吸汁していた、チャバネアオカメムシ。
完熟ではないが美味しそうだな、と共感を抱けるのもヤマグワ果実だからこそ。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U   

白いワックスを纏ったクワキジラミがとりつくと、葉っぱは内側に軽くカールしている。
クワキジラミはそこそこいても、ハラグロオオテントウ幼虫は写真の2頭しか見つからなかった。
目の届かない葉陰のどこかにはきっと兄弟がいるに違いない。

                                   ※今日の写真は5月9日に撮影したもの。
 
posted by やまかます at 21:40| コウチュウ

2023年05月15日

脱皮と孵化

三股町


午前6時半
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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

久しぶりに霧が濃くたちこめた。視界はせいぜい20メートル程度だったろう。
台場クヌギもすっかり若葉を纏って緑色一色になった。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

一昨日見たススキのねぐらに、今朝もサトジガバチがいた。
ここはどうやらお気に入りの場所になっているようだ。

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一昨日、庭のミズナラで見つけたトビモンオオエダシャク幼虫は、脱皮前の休眠中だったが、、、、、

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今朝になって脱皮を終えていた。
胴部はあまり変わらないが、頭部は一回り大きくなったのがよくわかる。
これからモリモリ葉っぱを食べて肥えていくだろうけど、トビモンオオエダシャクの幼虫期間は長い。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

ウチスズメの卵の一つが孵化した。
卵から出ると幼虫の体は風船のように大きくなる。
長く赤い蝋燭のような、尾角がいい。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U+LEDライト

数時間後に隣の卵も孵化が始まったが、残された卵殻に頭がつかえて身動きできないままでずいぶんと時間が経った↓
ほっておいたら力尽きて死んでしまったかもしれない。
そこで卵殻(写真画面左)をピンセットで取り除くと、一気に外へ出て来れた。
孵化した幼虫は明日には、元のマルバヤナギに戻すことにした。

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posted by やまかます at 19:57|

2023年05月14日

ヤナギのたまご

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

湿地の縁にいた、タイリククロスジヘビトンボ(前翅翅脈で確認済み)。
羽化したのは今朝だったのかもしれない。翅はしっとりとしている。

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     OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U

マスカット味のキャンディはいかが 〜♪

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

マルバヤナギの葉裏で次々と見つかったウチスズメの卵。
上写真はまだだが、下写真↓は幼虫の体がすっかり出来上がっているのが透けて見える。
全ステージを飼育するつもりはないが、初令幼虫を見たいので孵化を待つことにした。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

クリの幹のど真ん中、しかも目線の高さにあった。オオミズアオの卵殻。
卵殻の破れ方からして、幼虫が無事に孵化したことは間違いないだろうと思う。
孵化したのは最近のことではないか?
惜しい!もう少し早く見つけておれば、、、、、、、。

頭上の梢をしばらく探してみたが、登って行ったであろう幼虫の姿は見当たらなかった。
まだ初令であろうから小さいだろうし、葉っぱが複雑に重なって隠れていること、を鑑みれば見つかるわけがないや、と諦めた。

昨日、ライトトラップの下で見つけた死骸は、今年第一化のオオミズアオ。
この世代が産んだ卵だろう。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

今年初お目見えの、コクワガタ♂。
シンジュサンの卵か幼虫でもついていないかと見ていた、ニガキの幹を登っていた。
大顎や前翅についた泥で、蛹室を出てきたばかりであることが判る。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:30|

2023年05月13日

雨の休日

三股町

午前5時半、窓の外から雨音が。しかも気温は20℃以下と冷たい一日となった。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

雨が小降りになっても気温が上がらないので活動する昆虫は少ない。
ノアザミに頭を突っ込んだままの、コアオハナムグリ。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

午前8時過ぎ、ススキのねぐらにサトジガバチ。
結局、同じポーズのまま夜を迎えた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

クヌギカメムシの羽化が数日前から始まっている。
3頭見つかった新成虫の体色はまだ淡く弱々しい。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

灯火に飛来した、トビイロシマメイガ。

鮮やかな色模様は印象的だが、翅の開帳巾は1センチ足らずと小さい。
本種の幼虫はアシナガバチ類の巣に寄生して成長するらしい。
巣壁そのものを食べるのか、それともハチの仔を食べるのか?食性の詳しい情報を知りたい。
posted by やまかます at 21:18|

2023年05月12日

重量級オトシブミ

三股町

庭の地面に這うように咲いているコマツヨイグサ。
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歩いて10数分の近所には背の高いマツヨイグサがズラッと並んでいる。
ちょっと羨ましい光景だ。
地区で顔馴染みの方が植えておられるので、いつか種をいただけないだろうかと横目で通り過ぎている。
一方、目立たないしどこにでも生えているコマツヨイグサだけど、しゃがみ込んで眺めてみれば、ハートマークの花弁が愛らしい。
朝食前のフィールド散策は、この一輪の花を眺めてから始める。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

ハゼノキが花盛り。樹下に立つと虫たちの羽音が降って来る。
なかでもニホンミツバチの姿がよく目につく。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U   

ナナホシテントウも忙しそうに花蜜を舐めていた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

クヌギの若葉に、アシナガオトシブミのオスがいた。
なんだか貫禄たっぷり。
地域によっては多産するらしいが、うちの林や近辺ではほとんど見かけないので少ないと思う。

前胸と腿節が赤くなる赤色型もいるようで、目の前にいたらルイスアシナガオトシブミと見間違えそうだ。
で、過去記事を振り返ってみれば、まさにその間違いを発見!
2021年4月6日の記事で、赤色型のメスを、うっかりルイスアシナガオトシブミとしていたので訂正しておいた。

つまりうちの敷地内でアシナガオトシブミが目撃されたのは、2007年の春から今日まででわずかに2回、ということになる。
それで毎年のようにこの時期になると思い出すのが、2007年の春、庭のヤシャブシにいたオトシブミだ。

移転当初、オトシブミが庭にいたことでものすごく喜んだのも束の間、その目撃例一回きりで終わってしまいその後まったく見ていない。2本植ってあったヤシャブシのうち一本は枯れてしまい、残っている一本も衰弱甚だしく、いづれ立ち枯れてしまいそうだ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U
posted by やまかます at 21:51| コウチュウ

2023年05月11日

虫コブ缶詰とは

三股町

ガマズミの花上を舞う、ジュウシチホシハナムグリ♂
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

今日も数頭のジュウシチホシハナムグリが来ていた。

黒色型オスメスの交尾カップルを見ていたちょうどその時、ブオオオオオオ〜ン!と羽音が舞い降りてきたかと思えば、
オオスズメバチ女王が一瞬にしてこのカップルを大顎で咥えとり、そのままクリの高い梢まで持ち去って行った。
葉蔭で姿は見えなかったが、ハナムグリを噛み砕くパチパチという音が聞こえた。
巣に持ち帰る前に肉団子に加工していたのだろう。
待っていれば再びオオスズメバチが戻って来るとは思えたが、意識して待つとなるとそれなりの覚悟が要る。
偶然とはいえまさに絶妙なタイミングであったわけだ。

ふと足元を見れば、ホソミオツネントンボのメスが舞い上がってはまた同じ場所に戻る、を繰り返していた。
よほどお気に入りの止まり場なのか、まるで糸で繋がっているかのように何度も何度もきっかり戻ってくるので、
思い切り近寄って撮影できた。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

昨年、庭のエノキは裏年でほとんど結実しなかったが、今年はたくさんの果実をつけている。

そこへ毎日のように飛来しては賑やかに枝から枝へと飛び跳ねているのが、カワラヒワの親子だ。
巣立ちビナはもう親と同じくらいまで成長しており自分でも餌をとれるのだが、親にせがんでは時々餌をもらっていた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

カワラヒワが次々と啄んでいるのは、エノキの果実ではなく(まだ青い)、葉っぱについている虫コブである。
虫コブはとんがり帽子のような形をした、エノキハトガリタマフシ。

これを葉っぱからもぎ取り、嘴の中で器用に転がしながら割り開いて、中にいるタマバエの幼虫を啄んでいる。
もっとも虫コブを人が指の爪を立てて割ろうにも、これが硬くてそうそう簡単にはいかない。
カワラヒワの嘴はまるで缶切りのように強力だし、繊細さもあって(舌も使っているのだろう)中にいる幼虫を取りこぼしもしない。見事に幼虫を丸呑みする瞬間が写真でもよく判る。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 20:26| とり

2023年05月10日

渓流のトンボ

鹿児島県 曽於市財部町 溝ノ口川

久しぶりに山間の渓流を訪れてみた。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

ミヤマカワトンボが数頭、空中に舞い上がっては小さな昆虫を捕らえていた。
オスが3頭、そこにメスも混じっていたが、配偶行動は見られなかった。どのミヤマカワトンボも腹拵えに夢中というところか?

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

しばらく足が遠のいている間に道路工事や法面補強工事が入って、これまでずっと観察してきたボロボロノキの一本が伐採され地面がコンクリートになっていた。
険しい斜面の上の大木は無事だったので、ベニツチカメムシの繁殖に大きな影響は無いだろうとは思うが、観察ポイントの一つが消えてしまい残念だ。

それともう一箇所、都城市のある川沿いの観察好適地だった場所が観光公園地化のため、大々的な工事が入ることになり、来年までずっと立ち入り禁止になっていた。
工事が終われば広大な駐車場と人で賑わうだけの俗化した公園になってしまうので、もうここを訪れることはないだろう。

posted by やまかます at 20:44| トンボ

2023年05月09日

花粉パウダー、ふたたび

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

水路脇のクリにゲンジボタルがいた。
頭でっかちの体型からオスとわかる。いよいよ蛍の季節だ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

昨日から観ているガマズミの花に、今日はアオヒメハナムグリ(オキナワコアオハナムグリ)が来ていた。
当初、ホソコハナムグリと見間違えていた。ずいぶんと小柄だった。
このアオヒメハナムグリも宮崎県下での数は少ないようだ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

ジュウシチホシハナムグリは、ペアが2組とほかにオス2頭が来ていた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

メスの触角はオスに比べて小さい。写真↓は、メスの黒色型。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

オスの赤色型だが↓ 若干、黒い部分も混じっているので、中間型とでも言えようか。2オスがこの型だった。
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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

ジュウシチホシもアオヒメも、花に現れたのは午後になって気温が上がってからだった。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

ゲンジボタル♂がいた水路の近くで、体がスッポリ収まるほどの穴を掘って何やら無心に食んでいた、イノシシ。
まだ幼い表情をした子供イノシシだ。

20メートル先からうずくまった茶色の塊を見つけ、そっと近寄ってみたがまったくこちらに気づかない。
3メートルほどの距離から撮影しているうちに、こちらを振り向いた。
それでも慌てた様子はなく、また土をほじくっていたが、さすがに私の姿を二度見してから、ヤレヤレとばかりに草藪へ走り去って行った。このイノシシには数日前の午前中にも遭遇している。
先月からこの辺りにはイノシシの罠(鉄格子の檻タイプ)が2基設置してあり、毎朝、罠の様子を見回りに軽トラがやって来る。
イノシシは人工物にはとても敏感で、小さなトレイルカメラですら警戒しているのだから、でっかい檻の罠に入るにはかなりの日数を要するだろう。

posted by やまかます at 19:57| コウチュウ

2023年05月08日

花粉パウダー

三股町

クマイチゴの果実が目立ち始めた。
隣の杉林からサンコウチョウの囀りがよく聴こえてくる。ずっと長く囀っていた。
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        OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

昨日の強風と雨で落ちていたセンダンの花。地面に落ちたものは土粒でよごれが激しいが、草木に引っかかっているのは持ち帰って花瓶に差しておきたくなった。

宅配営業所から戻ってはじめて、家の向かいにあるガマズミの白い花が満開になっていることに気づいた。
ならばと、車から降りて近づいてみた。
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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

水色のアシナガコガネ類が多数群れている中、期待通りにジュウシチホシハナムグリがいた。
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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

赤色型が1頭、黒色型が2頭。花粉まみれになって蜜を吸っているのか、花粉を食べているのか、とにかく忙しく花テーブルの上を駆け回っていた。
赤黒両型を同時に目にしたのは初めてのこと。珍しいとまでは言えないが、それでもこの小さなハナムグリはそうやたらといるわけでもない。多数が群れている光景は想像し難いけれど、そんな穴場がどこかにあるのだろうか?

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

ジリジリ刺すような陽射しの下、カラムシ葉上にラミーカミキリが佇んでいた。このあとすぐ、ハラグロオオテントウにも出会った。

気になっていた詩集を毎晩少しづつ読み進んでもうじき終わりに近づいてきた。
選んだ単行本は、角川春樹事務所「にほんの詩集シリーズ」の『金子みすゞ詩集』(2022年)。
書店で選んだのではなくネットで購入したのだけど、装丁も気に入ったし、本文に添えられたイラストも可愛い。久しぶりに大事にしたいと思える本だ。
posted by やまかます at 20:15| コウチュウ

2023年05月07日

マメ科草本が好きです

三股町

日中は断続的で降っても小雨程度だったが、夕方以降、風も強まり窓ガラスを叩きつけるほど雨脚が激しくなってきた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

昨日のこと、、、、、、、
午後4時43分、いつの間にか窓の外にニホンノウサギ(ノウサギ)が佇んでいた。
大きさ、体つきからして、成獣だろう。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

長い耳の向きを微妙に動かしながらも、シロツメクサやコメツブツメクサ、カラスノエンドウを食んでいた。
耳や胸のあたりにと、小豆くらいのマダニがついている。飽血して太ったマダニは遠目でもよくわかる。

マダニは真冬以外ほぼ一年中いて、気温が低いからとて油断はできない。
先月はじめ、通常のサイズで体長7ミリ以上もある、タカサゴキララマダニが服にいてヒヤリとした。
まだタカサゴキララマダニに吸血されたことはないが、飽血して太ると2センチを越す大粒サイズになるようだ。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ノウサギは日頃からうちの庭にも頻繁に出入りしており、林のなかでは足元から飛び出すことも稀にある。
家庭菜園のナスが食害を受けたのでトレイルカメラを設置してみると、ノウサギの姿とタヌキの姿が頻繁に写っていたことは以前にも書いた。

さらに、今年の3月下旬(午前1時20分)には、ホンドギツネが庭の中央を軽やかに駈けていく姿も写っていた。

うちの近辺でホンドギツネを日中に目撃したのは過去に一度しかないが、夜間には何度か車の運転中に見ることもあり、奇妙な鳴き声に仕事部屋の扉を開けてみれば、月明かりの下道路の真ん中に突っ立ている姿を間近に目にしたこともあった。
またすぐ近所の路上で車に轢かれた死骸にも遭遇しているが、この辺りは耕作地を含め緩い草地丘陵が続くので、キツネにとっては住みやすい環境と言えるのだろう。

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   (トレイルカメラ動画のスクリーンショット)

posted by やまかます at 19:11| けもの

2023年05月06日

小さなガ

三股町

生暖かい風がユラユラ吹いているなか、雨が降り出す前にと庭でしばし観察歩き。
雨は昼過ぎから降ったり止んだり、明日には激しい雨になるようだ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

今朝羽化したばかりの、ヨツボシホソバ♀。

朝一番、水切りした生ゴミを外のコンポストに入れて、ふと三角コーナーを見れば山吹色のガがぶら下がっていた。
まだ翅が伸びていない羽化直後のヨツボシホソバだった。三角コーナーからそっとクヌギの幹に移すと枝までよじ登って足場に落ち着くと、翅が伸びるのは早かった。
外の蛇口で三角コーナーを水洗いしているうちに、地面から乗り移ってきたようだ。なんというタイミングだろう。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

エノキの葉裏に張り付くように静止していた、アシブサトガリフサガ(カザリバガ科)。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

クロガネモチから飛び出してツワブキの葉上に着地した、シロスジツトガ(ツトガ科)。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U
イヌビワの根元近くに潜んでいた、ホリカワクシヒゲガガンボのメス。

今年の春はとにかく早い。エゴノキの花も数日前には散って終わった。

posted by やまかます at 21:53|

2023年05月05日

長〜いの

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

センダンの開花がだいぶ進んだようだ。
距離があるのと、あいにく曇り空のため花色がよく見えない。

ホソオビヒゲナガ♂
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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

うちの周辺でもっとも普通に見られるヒゲナガガ科は、写真のホソオビヒゲナガで、庭でもよく見かける。
本科の幼虫は切り抜いた落ち葉を数枚合わせたカプセル巣に入って、ミノムシのように落ち葉間を移動する。
まだ庭や周辺で幼虫を見つけたことはないが、少し離れた林道で2回だけ幼虫を見つけたことがある。もっとも、本種かどうかはわからない。

カナヘビ
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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14

ヤナギの一種の梢をソロリ、ソロリと歩いていたカナヘビ。
ヤナギの花穂にはアブラムシがいて、そこに様々な虫が集まってくること、根本では樹液が出ていてここにも虫がいろいろやって来ることから、獲物には不自由しないのかもしれない。
撮影しているうちに、お尻のあたりからナナホシテントウが体の上を歩き始めた。
posted by やまかます at 19:34|

2023年05月04日

ヤナギにぶら下がる蛹

三股町

今日は曇り、ときどき雨。気温も低めでとくに家の中では寒いくらい。
朝からずっとライトダウンジャケットを着ている。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

ヤマトシリアゲのメスが、アラカシ若葉の袋に頭を突っ込んでいた。
袋の中には体前半分が真っ黒なミンチになった、ムラサキシジミ終齢幼虫が入っていた。
ムラサキシジミ幼虫を襲ったのは、ゴミムシ類あるいはムカデ類だろうかわからないが、とにかくヤマトシリアゲではないことだけははっきりしている。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

耕作放棄池の真ん中に生えているヤナギで、ヤナギハムシの蛹がなぜか一頭だけぶら下がっていたのが昨日のこと。
そして今日の午後になって、成虫が羽化していた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U
posted by やまかます at 18:34| コウチュウ

2023年05月03日

コガネムシ登場

三股町

朝は意外に肌寒かったが、昼前からは陽射しが強く気温がグンと上がった。

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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

今日のコガネムシは、今シーズン初のお目見え。いっぽう、同じ草地環境のカラムシにつくラミーカミキリはまだのようだ。
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      OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH  FlashQ G20U

タケトゲハムシ
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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U
タケトゲハムシの産卵はまだ見ていないが、もうじき始まることだろう。

いろんな甲虫の姿が一気に増えてきた。この調子だとゲンジボタルも出ているかと思い探してみたが、見つからなかった。

ハスジカツオゾウムシ
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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

カツオゾウムシ
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       OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14     
posted by やまかます at 21:28| コウチュウ

2023年05月02日

可愛い子には旅を

三股町

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

ユズの花が賑わっている。花の香りはさほどでもない。
ユズの隣に植っていたキンカンの花は香りがもっとあったけど枯れてしまい、そのあと新しく植えたけどそれもまた枯れて、今はない。枯れた原因はわからない。二度枯れてそれでも懲りずにまたキンカンを植えたいと思う。
ぼんやり花を眺めていたら、大きなナガサキアゲハのメスが梢に絡むように舞い降りてきて、目の前で産卵を始めた。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

ユズの若葉や古い硬い葉のこともあれば、写真のように葉っぱにくっついたゴミ?の先っちょにも卵を産んでいた。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

以前、クモの糸に絡んだ枯葉に産んだこともあったが、これはわざと食樹の葉から少し離れた場所を選んだのではないかとも考えられる。寄生バチが卵を探す手がかりに食樹の葉のニオイなどを感知しているとすれば、寄生を回避できる手段となるかもしれない。あるいは、単に産卵衝動が高まって、産卵部位が雑になっただけなのか。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

明るい草地の様々な植物上で見られる、キボシルリハムシ。
後ろ脚で卵を受け止め、自分の糞で覆い包んだあと、ポイっと地面へ投げ捨てる。
このハムシは4月〜夥しい数が現れ、今はそろそろピーク終盤に入ったかと思う。
成虫の数からして地面へと放り投げられる卵の数は一体どのくらいになるだろう、ものすごい数には違いない。
posted by やまかます at 21:48| チョウ

2023年05月01日

竹の中からこんちわ

三股町

久しぶり、霧の濃い朝だった。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

日がグングン昇ってくると、霧の中にうっすらと虹が浮かんできた。ぼんやりして、白い虹だ。
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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

コガネグモの円網が草陰に目立ってきた。
立派な円網だけど、まだどれも幼体でステージは様々だが、大きくても亜成体かと思える。
写真のコガゲグモはまだあと2回は脱皮して成体となるだろう。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ニホンホホビロコメツキモドキは今年初の登場。
顔が大きく歪み、前あしが団扇のように大きい、メスだった。このあと軽やかに飛び立って行った。
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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U

イヌビワではもう、イシガケチョウの終齢幼虫がいた。
もう、と言っても今日から、5月、皐月だ。時間がいつのまにか進んでいる感じがする。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-14 FlashQ G20U
posted by やまかます at 17:05| コウチュウ