佐賀県佐賀市
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
「東よか干潟」で一番多く群れていた、ズグロカモメ。
すでに夏羽の姿も増えていた。
潮汐の状態は野鳥観察には向いていないけど、今日は下見で訪れてみた。
しかし、久しぶりに潮風の中、海浜を歩くだけでも心地良い。
人影がほとんどない干潟で、塩生植物のシチメンソウの調査をしている学生さんに出会った。
遠目には男性かと思っていたが、嫁さんが声かけてようやく女性とわかった。
短髪でボーイッシュな出立だったが、性格がとても明るく可愛い笑顔が印象的だった。
三人でしばらく話し込んでいると、上空を大きな翼を広げたミサゴが旋回し始めた。
2023年02月27日
ニクショクバエ
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
花壇のラッパズイセンに佇む黒いハエ。体長は3ミリほどだが、2m先からでもすぐにわかった。
春めいて来たとはいえ、まだ活動する虫の姿は少ない。3ミリの虫に引き寄せられ、そっとしゃがみ込んでみた。
逃げられるかと思いきや、これが実に落ち着いている。すぐ間近までレンズが迫っても微動だにしない。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
落ち着いている理由はすぐにわかった。背面からでは気付きようがないが、目線を下げて横から眺めると、小さな獲物を抱えていた。食事中だったのだ。
ラッパズイセンの花上から周りに目を移すと、石の上に同種と思われるハエが3頭並んでいた。
そのうちの1頭も獲物を抱えており、ユスリカの一種であることがわかった。花上のハエが抱えていた獲物と同じ種類のように見える。
この黒いニクショクバエは、オドリバエの仲間だろうか?
ユスリカという獲物を捕らえるとしたら、おそらくは空中で目ざとく追いすがり長い脚でガッシリと抱え込むのではないだろうか。もしそうだとしたら、その空中離れ技を一度は見てみたいものだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO (写真はすべて、昨日26日に撮影)
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
花壇のラッパズイセンに佇む黒いハエ。体長は3ミリほどだが、2m先からでもすぐにわかった。
春めいて来たとはいえ、まだ活動する虫の姿は少ない。3ミリの虫に引き寄せられ、そっとしゃがみ込んでみた。
逃げられるかと思いきや、これが実に落ち着いている。すぐ間近までレンズが迫っても微動だにしない。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
落ち着いている理由はすぐにわかった。背面からでは気付きようがないが、目線を下げて横から眺めると、小さな獲物を抱えていた。食事中だったのだ。
ラッパズイセンの花上から周りに目を移すと、石の上に同種と思われるハエが3頭並んでいた。
そのうちの1頭も獲物を抱えており、ユスリカの一種であることがわかった。花上のハエが抱えていた獲物と同じ種類のように見える。
この黒いニクショクバエは、オドリバエの仲間だろうか?
ユスリカという獲物を捕らえるとしたら、おそらくは空中で目ざとく追いすがり長い脚でガッシリと抱え込むのではないだろうか。もしそうだとしたら、その空中離れ技を一度は見てみたいものだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO (写真はすべて、昨日26日に撮影)
posted by やまかます at 18:46| アブ・ハエ
2023年02月26日
天産の卵
三股町
今朝は霜がおりて、地面がまっ白だった。
春は確実に迫っているけれど、まだ冬のなごりは残る。
ヒガンバナ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
コハコベ(手前)とホトケノザ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
林に多く自生しているイワガネは雌雄異株で、うちの林では雄株のほうが多いようだ。朝陽を浴びて白く浮かび上がっていたのは雌株の果実(痩果)。透明感のあるグミのような白いところは花の萼にあたるところが膨らんだもので、真ん中の黒いのが果実。この果実を鳥たちが啄むことがあるのだろうか?
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350
E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
ヒヨドリの嘴に黄色い花粉がついているのは、ウメの花で蜜を吸っていたからだ。庭のツバキは蕾がだいぶ膨らんではきているが、開花は来月に入ってからだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350
アラカシの梢にヤママユの卵を見つけた。毎日のように下を通り過ぎているのに今日まで気づかなかったのは、葉っぱの裏ばかりを意識して見上げていたせいだろう。
肉眼ではわからなかったが、ファインダー越しに眺めてみると、どの卵の表面にも寄生バチが抜け出た小さな穴が空いていた。
今朝は霜がおりて、地面がまっ白だった。
春は確実に迫っているけれど、まだ冬のなごりは残る。
ヒガンバナ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
コハコベ(手前)とホトケノザ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
林に多く自生しているイワガネは雌雄異株で、うちの林では雄株のほうが多いようだ。朝陽を浴びて白く浮かび上がっていたのは雌株の果実(痩果)。透明感のあるグミのような白いところは花の萼にあたるところが膨らんだもので、真ん中の黒いのが果実。この果実を鳥たちが啄むことがあるのだろうか?
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350
E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
ヒヨドリの嘴に黄色い花粉がついているのは、ウメの花で蜜を吸っていたからだ。庭のツバキは蕾がだいぶ膨らんではきているが、開花は来月に入ってからだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350
アラカシの梢にヤママユの卵を見つけた。毎日のように下を通り過ぎているのに今日まで気づかなかったのは、葉っぱの裏ばかりを意識して見上げていたせいだろう。
肉眼ではわからなかったが、ファインダー越しに眺めてみると、どの卵の表面にも寄生バチが抜け出た小さな穴が空いていた。
posted by やまかます at 20:00| ガ
2023年02月25日
90ミリマクロレンズで撮った早春
三股町
今日の写真は、OM SYSTEMの新レンズ、ED 90mm F3.5 Macro IS PRO で撮影したもの。
カメラは、OM-1。
無限遠の風景から、小さな花や虫、といろいろな早春を拾ってみた。カメラボディとレンズの組み合わせのバランスがよく、カメラを構えるだけでも撮る気分が高まる。
レンズの描写力は申し分無く、60ミリマクロより向上しているようだ。まあその分、お値段も上がるわけだが。
なお、AF操作の際、フォーカスリミットスイッチは、Cの位置で0.25m〜∞までピントが合うので、ほとんどの撮影距離ではスイッチを細かく切り替える必要がなかった。
そういえば、Canonのマクロレンズ100ミリを使っていた頃、レンズの「距離切り替えスイッチ」はいつも「FULL」の位置のみで使っていたことを思い出した。その切り替えスイッチがフォーカスリミットスイッチにあたると思うのだが(多分)、ただし、OM SYSTEMのマクロレンズの場合、スイッチ「C」は「FULL」ではなく、一番近接する倍率(1.5~2倍)の0.23~0.224mの位置まではカバーしない。1.5倍以上になるときのみ、リミットスイッチを「S-MACRO」にする必要がある。ただ、先にも書いたようにほとんどの撮影距離では「C」の位置固定で合焦する。60ミリマクロレンズではフォーカスリミットスイッチの切り替えが煩わしかったが(馴れればそうでもないけど)、その点ではだいぶ使い易くなった。
クスノキとヤナギのある谷津田
イワガネの芽吹き
ヤマイモの果実
ワカバグモ
イタドリハムシ
オオイヌノフグリ(深度合成)
コハコベ(深度合成)
ナナホシテントウ(深度合成)
今日の写真は、OM SYSTEMの新レンズ、ED 90mm F3.5 Macro IS PRO で撮影したもの。
カメラは、OM-1。
無限遠の風景から、小さな花や虫、といろいろな早春を拾ってみた。カメラボディとレンズの組み合わせのバランスがよく、カメラを構えるだけでも撮る気分が高まる。
レンズの描写力は申し分無く、60ミリマクロより向上しているようだ。まあその分、お値段も上がるわけだが。
なお、AF操作の際、フォーカスリミットスイッチは、Cの位置で0.25m〜∞までピントが合うので、ほとんどの撮影距離ではスイッチを細かく切り替える必要がなかった。
そういえば、Canonのマクロレンズ100ミリを使っていた頃、レンズの「距離切り替えスイッチ」はいつも「FULL」の位置のみで使っていたことを思い出した。その切り替えスイッチがフォーカスリミットスイッチにあたると思うのだが(多分)、ただし、OM SYSTEMのマクロレンズの場合、スイッチ「C」は「FULL」ではなく、一番近接する倍率(1.5~2倍)の0.23~0.224mの位置まではカバーしない。1.5倍以上になるときのみ、リミットスイッチを「S-MACRO」にする必要がある。ただ、先にも書いたようにほとんどの撮影距離では「C」の位置固定で合焦する。60ミリマクロレンズではフォーカスリミットスイッチの切り替えが煩わしかったが(馴れればそうでもないけど)、その点ではだいぶ使い易くなった。
クスノキとヤナギのある谷津田
イワガネの芽吹き
ヤマイモの果実
ワカバグモ
イタドリハムシ
オオイヌノフグリ(深度合成)
コハコベ(深度合成)
ナナホシテントウ(深度合成)
posted by やまかます at 21:24| 風景
2023年02月24日
OMシステムの「90ミリマクロレンズ」
OM SYSTEMの新しいマクロレンズをさっそく使ってみた。
M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO(下写真左)だが、これまで使っていた60ミリマクロに比べて焦点距離が1.5倍になったぶん筐体もずいぶんと太く長くなった。
ところが、、、この新マクロレンズを手に取ってみれば、見た目と裏腹に拍子抜けするほど、軽い。
重量は453gで、60ミリマクロ(上写真右)の185gよりか当然重いけれど、その重さの差を感じさせない。
むしろ左手でのホールド感は安定してちょうど具合が良い、しっくりくる。
昨夜からの雨が今日も夕方まで降り続いた。そこで、室内でホトケノザやウスタビガの卵などを初撮りしてみた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U
ホトケノザの花を、深度合成で撮影。撮影枚数は15枚、ピッチは6。この程度の倍率なら撮影距離の違いはあっても60ミリマクロと特段変わるところはない。
90ミリマクロに2倍テレコンMC-20を装着して、最大倍率(実質倍率4倍)で撮影してみたのが、次の写真。
ウスタビガの繭に産みつけられた卵だ。
こちらも15枚撮影の深度合成で、ピッチは最大の10とした。この被写体では奥行きが比較的浅いので15枚程度でもなんとかピントが全体にくるけど、例えばホトケノザの花の場合などではフォーカスブラケット撮影で60枚ほど撮影する必要があった。
さすがに35ミリ判換算で8倍という高倍率になると、カメラ内深度合成だけでは済まないケースが多いだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-20 FlashQ G20U
下写真↓が、先日20ミリマクロで撮影した同じ卵だが、ノーマル撮影なので深度が浅い上、倍率も90ミリマクロよりわずかに低い。もっとも印刷レイアウト上ではこのくらい画面にゆとりがあったほうがいいので、普段は最大倍率より少し手前で撮影するように心がけている。
20ミリマクロとの違いで大きいのはレンズ先端から被写体までの距離(ワーキングディスタンス:WD)で、20ミリマクロではWDが極端に短く使いづらさがあったけど、90ミリマクロではWDが3倍くらい長くとれてライティングも容易になるので助かる。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2 マクロフラッシュ STF-8 (2月9日:撮影)
ストロボを使ったライティングでは、これまで使ってきた、自在アームに小型ストロボ=FlashQ G20Uを1灯か2灯というスタイル↓ でじゅうぶん光が回ることも確認できた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
ちなみにカメラを固定している三脚は、Koolehaoda 社のミニ三脚(TMP-223)。いつも持ち歩けるサイズ、重量で、昨年の秋から使い始めたばかりだが、けっこう使い勝手がいい。
M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO(下写真左)だが、これまで使っていた60ミリマクロに比べて焦点距離が1.5倍になったぶん筐体もずいぶんと太く長くなった。
ところが、、、この新マクロレンズを手に取ってみれば、見た目と裏腹に拍子抜けするほど、軽い。
重量は453gで、60ミリマクロ(上写真右)の185gよりか当然重いけれど、その重さの差を感じさせない。
むしろ左手でのホールド感は安定してちょうど具合が良い、しっくりくる。
昨夜からの雨が今日も夕方まで降り続いた。そこで、室内でホトケノザやウスタビガの卵などを初撮りしてみた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U
ホトケノザの花を、深度合成で撮影。撮影枚数は15枚、ピッチは6。この程度の倍率なら撮影距離の違いはあっても60ミリマクロと特段変わるところはない。
90ミリマクロに2倍テレコンMC-20を装着して、最大倍率(実質倍率4倍)で撮影してみたのが、次の写真。
ウスタビガの繭に産みつけられた卵だ。
こちらも15枚撮影の深度合成で、ピッチは最大の10とした。この被写体では奥行きが比較的浅いので15枚程度でもなんとかピントが全体にくるけど、例えばホトケノザの花の場合などではフォーカスブラケット撮影で60枚ほど撮影する必要があった。
さすがに35ミリ判換算で8倍という高倍率になると、カメラ内深度合成だけでは済まないケースが多いだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-20 FlashQ G20U
下写真↓が、先日20ミリマクロで撮影した同じ卵だが、ノーマル撮影なので深度が浅い上、倍率も90ミリマクロよりわずかに低い。もっとも印刷レイアウト上ではこのくらい画面にゆとりがあったほうがいいので、普段は最大倍率より少し手前で撮影するように心がけている。
20ミリマクロとの違いで大きいのはレンズ先端から被写体までの距離(ワーキングディスタンス:WD)で、20ミリマクロではWDが極端に短く使いづらさがあったけど、90ミリマクロではWDが3倍くらい長くとれてライティングも容易になるので助かる。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2 マクロフラッシュ STF-8 (2月9日:撮影)
ストロボを使ったライティングでは、これまで使ってきた、自在アームに小型ストロボ=FlashQ G20Uを1灯か2灯というスタイル↓ でじゅうぶん光が回ることも確認できた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO GODOX TT350
ちなみにカメラを固定している三脚は、Koolehaoda 社のミニ三脚(TMP-223)。いつも持ち歩けるサイズ、重量で、昨年の秋から使い始めたばかりだが、けっこう使い勝手がいい。
posted by やまかます at 21:17| 機材
2023年02月23日
ワカバグモ、そしてアワフキムシと野鳥
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
庭のシラカシの葉裏に潜んでいた、ワカバグモ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
ヒメユズリハの葉裏では、獲物はキノコバエの一種だろうか?狩りを終えたばかりのワカバグモがいた。
〜アワフキムシと野鳥〜
『野鳥のレストラン』(少年写真新聞社)の撮影裏話として、前回はムネアカアワフキの幼虫を捕食するヤマガラのことを書いた。
おそらく同じようなことをする鳥としては、シジュウカラやメジロ、エナガなども考えられる。
それと、今回の記事に登場するコゲラもいて、実際、種類は違うけれど、やはりアワフキムシの一種の幼虫を啄んでいた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO (2022年11月30日、撮影:都城市)
コゲラが落葉樹の幹を駆け上がり、枝から枝へと渡り歩くのを追いかけているうち、やがてシナノキの枝先で動きがピタリと止まった。
「オヤ!?これは何か始まるな!」
期待が高まる中、しっかりレンズを構えて(レンズの方が大きいので)ファインダーを覗いていると、軽く開いた嘴の間から細い舌がピョロピョロと出入りしているのが見えた。
ようやく枝先にはタケウチトゲアワフキの壺が並んだような幼虫巣があることにも気づいた。
コゲラの動作に注視していて、幼虫巣を見落としていたのだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO (トリミング)
嘴を幼虫巣の巣口にあてがい、舌先で幼虫を確認したのだろうか?そして舌で幼虫を巣口まで釣り出したのだろうか?
次の瞬間、嘴の先がまるで鋭利なピンセットのごとく、器用に幼虫を摘んでゆっくり引っ張り出していた(矢印先)。
幼虫の脚数本が空中で虚しくもがくのが見えたあと、コゲラの胃袋へと消えていった。
この採餌行動は、1秒にも満たないほんの一瞬の出来事で、超高速連写を使ってこそ捉えることができた。
撮影中は幼虫を摘んでいることなどわからず、撮影後のモニター画面の再生画像で初めて確認でき、正直、びっくりした。
タケウチトゲアワフキ幼虫が巣を作るヘラノキやシナノキは山地性でもあり、このアワフキムシの分布はかなり局地的だから、平地でも普通に広く見られるムネアカアワフキをコゲラが食べる、というのはじゅうぶんあり得るかと思う。そういう目線でサクラにいるコゲラを観察していれば、案外、簡単に見られる採餌行動なのかもしれない。
訂正:下線部分「あり得る」どころか、「かもしれない」どころか、すでに自分の目で観察していた↓昨年の2月の記事に書いてあったのだが、もうすっかり忘れていた。そろそろお迎えが近いのかもしれない。
昨年2月の記事から、、、、、、
ちなみに、タケウチトゲアワフキの幼虫や羽化の様子はこちら。
4年前のこの当時、貝殻状の幼虫巣は、鳥などの捕食から身を守るにじゅぶん過ぎる頑強なシェルターになっているのだろうと信じて疑いもしなかった。
ムネアカアワフキとタケウチトゲアワフキの幼虫巣は、強固な石灰質でできている。けれど、この頑強な幼虫巣には、排泄や羽化する際の脱出口として、開口部がある。どう見てもそこには蓋のような安全策は施されていない。したがって、この小さな穴が、野鳥の捕食欲を大いにそそるであろうことは容易に想像できる。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
庭のシラカシの葉裏に潜んでいた、ワカバグモ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
ヒメユズリハの葉裏では、獲物はキノコバエの一種だろうか?狩りを終えたばかりのワカバグモがいた。
〜アワフキムシと野鳥〜
『野鳥のレストラン』(少年写真新聞社)の撮影裏話として、前回はムネアカアワフキの幼虫を捕食するヤマガラのことを書いた。
おそらく同じようなことをする鳥としては、シジュウカラやメジロ、エナガなども考えられる。
それと、今回の記事に登場するコゲラもいて、実際、種類は違うけれど、やはりアワフキムシの一種の幼虫を啄んでいた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO (2022年11月30日、撮影:都城市)
コゲラが落葉樹の幹を駆け上がり、枝から枝へと渡り歩くのを追いかけているうち、やがてシナノキの枝先で動きがピタリと止まった。
「オヤ!?これは何か始まるな!」
期待が高まる中、しっかりレンズを構えて(レンズの方が大きいので)ファインダーを覗いていると、軽く開いた嘴の間から細い舌がピョロピョロと出入りしているのが見えた。
ようやく枝先にはタケウチトゲアワフキの壺が並んだような幼虫巣があることにも気づいた。
コゲラの動作に注視していて、幼虫巣を見落としていたのだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO (トリミング)
嘴を幼虫巣の巣口にあてがい、舌先で幼虫を確認したのだろうか?そして舌で幼虫を巣口まで釣り出したのだろうか?
次の瞬間、嘴の先がまるで鋭利なピンセットのごとく、器用に幼虫を摘んでゆっくり引っ張り出していた(矢印先)。
幼虫の脚数本が空中で虚しくもがくのが見えたあと、コゲラの胃袋へと消えていった。
この採餌行動は、1秒にも満たないほんの一瞬の出来事で、超高速連写を使ってこそ捉えることができた。
撮影中は幼虫を摘んでいることなどわからず、撮影後のモニター画面の再生画像で初めて確認でき、正直、びっくりした。
タケウチトゲアワフキ幼虫が巣を作るヘラノキやシナノキは山地性でもあり、このアワフキムシの分布はかなり局地的だから、平地でも普通に広く見られるムネアカアワフキをコゲラが食べる、というのはじゅうぶんあり得るかと思う。そういう目線でサクラにいるコゲラを観察していれば、案外、簡単に見られる採餌行動なのかもしれない。
訂正:下線部分「あり得る」どころか、「かもしれない」どころか、すでに自分の目で観察していた↓昨年の2月の記事に書いてあったのだが、もうすっかり忘れていた。そろそろお迎えが近いのかもしれない。
昨年2月の記事から、、、、、、
ちなみに、タケウチトゲアワフキの幼虫や羽化の様子はこちら。
4年前のこの当時、貝殻状の幼虫巣は、鳥などの捕食から身を守るにじゅぶん過ぎる頑強なシェルターになっているのだろうと信じて疑いもしなかった。
ムネアカアワフキとタケウチトゲアワフキの幼虫巣は、強固な石灰質でできている。けれど、この頑強な幼虫巣には、排泄や羽化する際の脱出口として、開口部がある。どう見てもそこには蓋のような安全策は施されていない。したがって、この小さな穴が、野鳥の捕食欲を大いにそそるであろうことは容易に想像できる。
posted by やまかます at 21:02| クモ
2023年02月22日
日光浴の作法
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
モンキチョウの日光浴スタイルは写真のように、翅を閉じ合わせたままで太陽に片側を向けた姿勢。
これでは体の右半分にしか放射熱を浴びれない。一旦飛び立って、次に着地したときは頭の向きを左向きに変えるのだろうか?それとも片側温浴だけで十分なのだろうか?
今度、モンキチョウに出会えたなら、そこのところを確かめてみたいと思った。
もっとも、忙しく敏捷に飛び回るモンキチョウにどこまで追い縋れるかは、根気しだい、いや体力しだいか。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
先日、20日に孵化が始まったクヌギカメムシの卵塊では、おそらく最後と思われる幼虫が孵化していた。
つまり、この卵塊では3日間に渡ってダラダラと孵化したわけだ。これまで、一斉孵化する卵塊もいくつか見ているから孵化のタイミングはいろいろな条件によって変わるものと思われる。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
庭のサクラの根本近くに実生から育ったハナイカダ。まだ高さ1mほどの小木だが、芽吹きが始まっていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
昨年の秋にミゾソバ群落だった場所で地面に顔を近づけてみると、枯れ茎の間に小さな芽ばえ(幼葉)がたくさん顔を並べていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
モンキチョウの日光浴スタイルは写真のように、翅を閉じ合わせたままで太陽に片側を向けた姿勢。
これでは体の右半分にしか放射熱を浴びれない。一旦飛び立って、次に着地したときは頭の向きを左向きに変えるのだろうか?それとも片側温浴だけで十分なのだろうか?
今度、モンキチョウに出会えたなら、そこのところを確かめてみたいと思った。
もっとも、忙しく敏捷に飛び回るモンキチョウにどこまで追い縋れるかは、根気しだい、いや体力しだいか。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
先日、20日に孵化が始まったクヌギカメムシの卵塊では、おそらく最後と思われる幼虫が孵化していた。
つまり、この卵塊では3日間に渡ってダラダラと孵化したわけだ。これまで、一斉孵化する卵塊もいくつか見ているから孵化のタイミングはいろいろな条件によって変わるものと思われる。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
庭のサクラの根本近くに実生から育ったハナイカダ。まだ高さ1mほどの小木だが、芽吹きが始まっていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
昨年の秋にミゾソバ群落だった場所で地面に顔を近づけてみると、枯れ茎の間に小さな芽ばえ(幼葉)がたくさん顔を並べていた。
posted by やまかます at 17:50| チョウ
2023年02月21日
冬芽になり切ります
三股町
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
三股町に流れる沖水川の上流域を久しぶりに訪れてみた。
沖水川に注ぐ支流沿いの車道に外れてさらに奥へと遡ると舗装道路が終わって未舗装の林道に入る。林道の入り口に車を止め、常緑樹林に覆われた狭い道をズンズン奥へと歩いてみた。
この辺りの雰囲気からして、3月に入ればスギタニルリシジミの吸水集団が見られるような気がするし、もしかしたらムカシトンボの産卵行動なども観察できるポイントもありそうな、そんな気配を感じた。
林道からずっと下を流れる渓流を覗き込むと、岩陰に潜むようにじっとしていた、マガモのオスと目が合った。
警戒しながらもしばらくは私の様子を窺っていたが、こりゃあマズイ!とばかり下流へ泳ぎ去ってしまった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
アラカシの冬芽に「くり抜き」のしわざがあった(丸い食痕)。
このしわざが見つかると、カギバアオシャク幼虫ともすぐに出会える。と、いうか上写真ではすでに幼虫の姿が見えている。少し俯瞰気味に撮影してみた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
幼虫は体を折り曲げ、冬芽になり切っている。丸く穴が空いた芽の中はほとんど食べられて空洞になっているようだ。真冬でも気温が高い日には芽の中に頭を突っ込んで食事をしている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
ハルニレの細枝に、ウスタビガの繭があった。
昨日はずっと下流域のエノキで見たばかりだが、ハルニレに付いているのを見たのは初めてかと思う。
違う角度からも見てみたが卵はついてなかった。
ハルニレの赤い芽吹きがポツポツ並んでいて、ここにも春の気配あり。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
三股町に流れる沖水川の上流域を久しぶりに訪れてみた。
沖水川に注ぐ支流沿いの車道に外れてさらに奥へと遡ると舗装道路が終わって未舗装の林道に入る。林道の入り口に車を止め、常緑樹林に覆われた狭い道をズンズン奥へと歩いてみた。
この辺りの雰囲気からして、3月に入ればスギタニルリシジミの吸水集団が見られるような気がするし、もしかしたらムカシトンボの産卵行動なども観察できるポイントもありそうな、そんな気配を感じた。
林道からずっと下を流れる渓流を覗き込むと、岩陰に潜むようにじっとしていた、マガモのオスと目が合った。
警戒しながらもしばらくは私の様子を窺っていたが、こりゃあマズイ!とばかり下流へ泳ぎ去ってしまった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
アラカシの冬芽に「くり抜き」のしわざがあった(丸い食痕)。
このしわざが見つかると、カギバアオシャク幼虫ともすぐに出会える。と、いうか上写真ではすでに幼虫の姿が見えている。少し俯瞰気味に撮影してみた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
幼虫は体を折り曲げ、冬芽になり切っている。丸く穴が空いた芽の中はほとんど食べられて空洞になっているようだ。真冬でも気温が高い日には芽の中に頭を突っ込んで食事をしている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
ハルニレの細枝に、ウスタビガの繭があった。
昨日はずっと下流域のエノキで見たばかりだが、ハルニレに付いているのを見たのは初めてかと思う。
違う角度からも見てみたが卵はついてなかった。
ハルニレの赤い芽吹きがポツポツ並んでいて、ここにも春の気配あり。
posted by やまかます at 20:26| しわざ
2023年02月20日
クヌギカメムシ孵化ふたたび
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
午後3時50分、クヌギカメムシの孵化が始まっていた。この卵塊は地上高150cmほどの位置にある。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
午後5時10分、1時間ほど経ても孵化幼虫が新たに1頭増えただけで、孵化は一斉というわけでもないようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
車を運転中、前方上空にチョウゲンボウが舞っていることに気付いた。
車の進行方向をまっすぐ進み電柱の近くに着地したので、一旦電柱を通り越してから車を止めた。
外に出て電柱の近くまで駆け寄ってみたけど警戒する様子もなく落ち着いていた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
午後5時25分、西の空に虹色が見えた。これは、「幻日」と呼ばれる現象のようだ。
太陽を中心にぼんやりとだが、白い輪っかになっている(下写真)。一瞬、太陽の左側にも虹色が現れたがすぐ消えてしまった。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
午後3時50分、クヌギカメムシの孵化が始まっていた。この卵塊は地上高150cmほどの位置にある。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
午後5時10分、1時間ほど経ても孵化幼虫が新たに1頭増えただけで、孵化は一斉というわけでもないようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
車を運転中、前方上空にチョウゲンボウが舞っていることに気付いた。
車の進行方向をまっすぐ進み電柱の近くに着地したので、一旦電柱を通り越してから車を止めた。
外に出て電柱の近くまで駆け寄ってみたけど警戒する様子もなく落ち着いていた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
午後5時25分、西の空に虹色が見えた。これは、「幻日」と呼ばれる現象のようだ。
太陽を中心にぼんやりとだが、白い輪っかになっている(下写真)。一瞬、太陽の左側にも虹色が現れたがすぐ消えてしまった。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
posted by やまかます at 19:29| カメムシ
2023年02月19日
ヤマザクラとヤマガラとムネアカアワフキ
都城市 山之口町
今日の写真は、2016年3月29日に撮影したもので、一連の写真は『野鳥のレストラン』(少年写真新聞社:2022)にも掲載してある。
EOS-70D EF-s55-250mm f4-5.6 IS STM
ヤマザクラの枝先にぶら下がるようにしてはしきりと何かを啄んでいるヤマガラを運転中に見つけ、そっと停車した。山を下る車道だが、ここを訪れる人は普段ほとんどいない。車一台通るのがギリギリの降り専用路だったが、他の車に迷惑をかける心配はなかった。
ヤマガラの動きは速く、車から降りていたのでは間に合わないので、窓ガラスを全開にして体を乗り出すようにしてカメラを向けた。
いったい何を啄んでいるのだろうとシャッターを切りながらファインダーを覗いているうちに、枝先についたムネアカアワフキ幼虫巣を突いていることがわかった。貝殻のような幼虫巣は枝先の芽に近いところに付着している。ヤマガラはそこを狙っては足場の安定しない枝先を渡るようにして移動していたのだ。
硬いエゴノキの種子すら割り砕くヤマガラのことだ、ムネアカアワフキ幼虫巣の殻を割り砕くことなどは容易で、あっという間に、中の幼虫を引きづり出していた。
ちなみに、ムネアカアワフキ幼虫の姿や羽化直後の様子など、4年前のこちらに掲載している。
その4年前の羽化シーンは年度こそ違え、月日はまったく同じ、3月29日だった。
この3月末頃というのは羽化時期であって、ムネアカアワフキ幼虫は成熟してプリプリに肥えているのだろう。
ヤマガラは、幼虫が食べ頃となるこのタイミングを知ってか知らずか?
『野鳥のレストラン』に掲載した写真の撮影裏話のようなことを、また折を見て書いてみようと思う。
今日の午前中は、ちょっとした嵐のような雨と風だった。雨は昼前には止んだけれど、北西風は夕方までずっと吹き荒れていた。本日の撮影現場ではまったく成果ないままに終わった。
現場を切り上げると一旦街へと出て、夕食の食材を少し買ってから帰宅した。車という移動手段がないと困るけど、撮影現場までの移動時間が短い(数分〜20分以内)というのは、自然写真の仕事をしていてこれほど助かることは無い。
今日の写真は、2016年3月29日に撮影したもので、一連の写真は『野鳥のレストラン』(少年写真新聞社:2022)にも掲載してある。
EOS-70D EF-s55-250mm f4-5.6 IS STM
ヤマザクラの枝先にぶら下がるようにしてはしきりと何かを啄んでいるヤマガラを運転中に見つけ、そっと停車した。山を下る車道だが、ここを訪れる人は普段ほとんどいない。車一台通るのがギリギリの降り専用路だったが、他の車に迷惑をかける心配はなかった。
ヤマガラの動きは速く、車から降りていたのでは間に合わないので、窓ガラスを全開にして体を乗り出すようにしてカメラを向けた。
いったい何を啄んでいるのだろうとシャッターを切りながらファインダーを覗いているうちに、枝先についたムネアカアワフキ幼虫巣を突いていることがわかった。貝殻のような幼虫巣は枝先の芽に近いところに付着している。ヤマガラはそこを狙っては足場の安定しない枝先を渡るようにして移動していたのだ。
硬いエゴノキの種子すら割り砕くヤマガラのことだ、ムネアカアワフキ幼虫巣の殻を割り砕くことなどは容易で、あっという間に、中の幼虫を引きづり出していた。
ちなみに、ムネアカアワフキ幼虫の姿や羽化直後の様子など、4年前のこちらに掲載している。
その4年前の羽化シーンは年度こそ違え、月日はまったく同じ、3月29日だった。
この3月末頃というのは羽化時期であって、ムネアカアワフキ幼虫は成熟してプリプリに肥えているのだろう。
ヤマガラは、幼虫が食べ頃となるこのタイミングを知ってか知らずか?
『野鳥のレストラン』に掲載した写真の撮影裏話のようなことを、また折を見て書いてみようと思う。
今日の午前中は、ちょっとした嵐のような雨と風だった。雨は昼前には止んだけれど、北西風は夕方までずっと吹き荒れていた。本日の撮影現場ではまったく成果ないままに終わった。
現場を切り上げると一旦街へと出て、夕食の食材を少し買ってから帰宅した。車という移動手段がないと困るけど、撮影現場までの移動時間が短い(数分〜20分以内)というのは、自然写真の仕事をしていてこれほど助かることは無い。
posted by やまかます at 21:04| しわざ
2023年02月18日
目玉模様
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
日中の気温は18度くらいまで上がったようで、庭では久しぶりにタテハモドキが日光浴をしていた。
今日は午後から椎茸のコマ打ち作業を行った。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
2ヶ月近く寝かせても、伐採したクヌギ材の重量は生木のそれとほぼ変わらない。見た目よりかはズッシリと重く、30数本のホダ木を移動させ、一つ一つに穴を穿ち、という作業は思ったより疲れる。
今日は嫁さんにコマ打ちをやってもらい、私はドリルで穴を穿つ担当。これまでは独りで全ての作業を行ってきたが、ずいぶんと助かった。
「フライデーが来るまでは、いつも独りで作業していたんだよ!」
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
日中の気温は18度くらいまで上がったようで、庭では久しぶりにタテハモドキが日光浴をしていた。
今日は午後から椎茸のコマ打ち作業を行った。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
2ヶ月近く寝かせても、伐採したクヌギ材の重量は生木のそれとほぼ変わらない。見た目よりかはズッシリと重く、30数本のホダ木を移動させ、一つ一つに穴を穿ち、という作業は思ったより疲れる。
今日は嫁さんにコマ打ちをやってもらい、私はドリルで穴を穿つ担当。これまでは独りで全ての作業を行ってきたが、ずいぶんと助かった。
「フライデーが来るまでは、いつも独りで作業していたんだよ!」
posted by やまかます at 19:46| 田舎暮らし
2023年02月17日
ささやかな収穫
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
今朝、ライトトラップに飛来していたのは、キバラモクメキリガ、の一頭だけ。
本種は成虫越冬だが、そろそろ春の気配を感じたのか活動を始めたようだ。
体に触れると、ポトリと地面に落ちてそのまま擬死状態になった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
そっと背中を上にしても、死んだフリは続いていた。しばらくして見に行ってみれば落ち葉から姿が消えていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
先週あたりから庭のフキノウが目立ち始めた。もう薹が立つ手前まで成長しているものもある。
少しだけど、明晩には天ぷらにして早春の香りと味を楽しめそうだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
椎茸のコマを購入した。1パックに1000個入っている。
ほだ木は正月に伐採したクヌギの幹や枝だ。コマ打ちは、伐採して2ヶ月ほど寝かせてからだが、少し前倒しにして作業をしようかと思う。以前、コマ打ちを行ったのは3年前。そのときのほだ木は今シーズンも豊作続きだ。3年があっという間に過ぎてしまった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
今朝、ライトトラップに飛来していたのは、キバラモクメキリガ、の一頭だけ。
本種は成虫越冬だが、そろそろ春の気配を感じたのか活動を始めたようだ。
体に触れると、ポトリと地面に落ちてそのまま擬死状態になった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
そっと背中を上にしても、死んだフリは続いていた。しばらくして見に行ってみれば落ち葉から姿が消えていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
先週あたりから庭のフキノウが目立ち始めた。もう薹が立つ手前まで成長しているものもある。
少しだけど、明晩には天ぷらにして早春の香りと味を楽しめそうだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
椎茸のコマを購入した。1パックに1000個入っている。
ほだ木は正月に伐採したクヌギの幹や枝だ。コマ打ちは、伐採して2ヶ月ほど寝かせてからだが、少し前倒しにして作業をしようかと思う。以前、コマ打ちを行ったのは3年前。そのときのほだ木は今シーズンも豊作続きだ。3年があっという間に過ぎてしまった。
posted by やまかます at 19:44| ガ
2023年02月16日
噴煙、たなびく
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
先週から観察しているモンシロチョウ幼虫(終齢)は、毎日、葉っぱを食べては休む、という日々を送っている。
もうそろそろ、蛹になる準備に入りそうな気配もするが、さてどうだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
午後4時50分、桜島の噴煙が南の方角に流れていた。
雲なく大気もすっきりしていたおかげで、三股町内からでも桜島のシルエットがくっきりと見えていた。
この場所は渓流での観察を終えての帰り途。
昼過ぎからブラインドに篭って3時間、渓流に暮らす野鳥の動きを観察していた。
明日はこれまでの観察(先月から)で得た情報に基づいて、撮影本番に取り掛かる。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
先週から観察しているモンシロチョウ幼虫(終齢)は、毎日、葉っぱを食べては休む、という日々を送っている。
もうそろそろ、蛹になる準備に入りそうな気配もするが、さてどうだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
午後4時50分、桜島の噴煙が南の方角に流れていた。
雲なく大気もすっきりしていたおかげで、三股町内からでも桜島のシルエットがくっきりと見えていた。
この場所は渓流での観察を終えての帰り途。
昼過ぎからブラインドに篭って3時間、渓流に暮らす野鳥の動きを観察していた。
明日はこれまでの観察(先月から)で得た情報に基づいて、撮影本番に取り掛かる。
posted by やまかます at 19:49| 風景
2023年02月15日
ハナアブ、舞う
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
ハナアブのオスが一回り大きいメスを追いかけていた。盛んに求愛していたようだが、長くは続かず、地面近くで日光浴したり花で食事をすることが多かった。
土中の隙間などで成虫越冬していたハナアブたちの活動を見て、今日もまた春の兆しが濃くなってきたことを強く感じた。
朝は冷え込んだけど、それでももう冬の寒さは緩んできているのがよくわかる。
OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
上写真画面の左隅に転がっていた石の下で越冬中の、イネクロカメムシ。
こちらの越冬明けは少し先になるようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
ハナアブのオスが一回り大きいメスを追いかけていた。盛んに求愛していたようだが、長くは続かず、地面近くで日光浴したり花で食事をすることが多かった。
土中の隙間などで成虫越冬していたハナアブたちの活動を見て、今日もまた春の兆しが濃くなってきたことを強く感じた。
朝は冷え込んだけど、それでももう冬の寒さは緩んできているのがよくわかる。
OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
上写真画面の左隅に転がっていた石の下で越冬中の、イネクロカメムシ。
こちらの越冬明けは少し先になるようだ。
posted by やまかます at 17:44| アブ・ハエ
2023年02月14日
モズの営巣はじまる
三股町
午前11時24分
霧島山 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
モズのオスが巣材を運び込んでいた。
例年、営巣している笹藪の中にオスが潜り込んでいったあと、しばらくしてメスが入れ替わって巣材を持ち込んでいた。
数回、この作業をしたあと、近くの公民館フェンスにペアで並んでいた。
モズの巣作りがすでに進行しているようだ。
50メートルほど先に進むと、そこにも別のペアがいた。こちらのペアはうちの敷地内にもたまにやって来るが、さらにもうひと組、うちの近辺散歩コースでは3組のペアが見られる。
〜高倍率マクロレンズ〜
ホソヘリカメムシ OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2 FlashQ G20U
ワカバグモ♀ OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2 FlashQ G20U
上写真2枚は、昨日、小雨のなかうちの林で撮影したものだが、レンズは高倍率撮影専用レンズのマクロ20mmを使用している。撮影範囲は5ミリ×3.75ミリだから実質倍率は3.5倍(35ミリ判換算では7倍)になる。25mm長の接写リングをかませば、実質倍率は4倍。
フィルムカメラ時代の古いMFレンズだが、高倍率をそこそこの画質で撮影できる。
この20ミリマクロレンズは変換アダプターを付けてもレンズ全長が65ミリほどだから、カメラボディに取り付けたストロボでライティングが組めるのと、重量も軽いので、お手軽なところが良い。ただし絞り込み撮影となるので、日陰など薄暗い条件下ではモデリングランプが必要となる。
今月24日に発売されるOMシステムの新製品、M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PROは
2倍テレコンMC20を装着すると最高実質倍率で4倍(35ミリ判換算で8倍)まで撮影できるようだ。
しかも、全倍率域でAFが効くので、フォーカスブラケット撮影による深度合成、あるいはカメラ内深度合成撮影ができるという画期的なレンズだ。
2倍テレコンを付けた時のレンズ全長が161ミリ。これだけの長さになると手持ちでのストロボ撮影ではライティングの工夫が必要になる。純正のマクロフラッシュ STF-8が装着できるようだが、できれば煩わしいケーブルの無いスタイルにしたいとは思う。またレンズ単体の重さは453gだからかなり軽量化されており、片手での撮影もできそうだ。
この90mmマクロレンズがあれば、これまでは60mmマクロと20mmマクロの2本を携行していたのが、1本で済むということになり、とても便利になるのは間違いない。
午前11時24分
霧島山 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
モズのオスが巣材を運び込んでいた。
例年、営巣している笹藪の中にオスが潜り込んでいったあと、しばらくしてメスが入れ替わって巣材を持ち込んでいた。
数回、この作業をしたあと、近くの公民館フェンスにペアで並んでいた。
モズの巣作りがすでに進行しているようだ。
50メートルほど先に進むと、そこにも別のペアがいた。こちらのペアはうちの敷地内にもたまにやって来るが、さらにもうひと組、うちの近辺散歩コースでは3組のペアが見られる。
〜高倍率マクロレンズ〜
ホソヘリカメムシ OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2 FlashQ G20U
ワカバグモ♀ OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2 FlashQ G20U
上写真2枚は、昨日、小雨のなかうちの林で撮影したものだが、レンズは高倍率撮影専用レンズのマクロ20mmを使用している。撮影範囲は5ミリ×3.75ミリだから実質倍率は3.5倍(35ミリ判換算では7倍)になる。25mm長の接写リングをかませば、実質倍率は4倍。
フィルムカメラ時代の古いMFレンズだが、高倍率をそこそこの画質で撮影できる。
この20ミリマクロレンズは変換アダプターを付けてもレンズ全長が65ミリほどだから、カメラボディに取り付けたストロボでライティングが組めるのと、重量も軽いので、お手軽なところが良い。ただし絞り込み撮影となるので、日陰など薄暗い条件下ではモデリングランプが必要となる。
今月24日に発売されるOMシステムの新製品、M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PROは
2倍テレコンMC20を装着すると最高実質倍率で4倍(35ミリ判換算で8倍)まで撮影できるようだ。
しかも、全倍率域でAFが効くので、フォーカスブラケット撮影による深度合成、あるいはカメラ内深度合成撮影ができるという画期的なレンズだ。
2倍テレコンを付けた時のレンズ全長が161ミリ。これだけの長さになると手持ちでのストロボ撮影ではライティングの工夫が必要になる。純正のマクロフラッシュ STF-8が装着できるようだが、できれば煩わしいケーブルの無いスタイルにしたいとは思う。またレンズ単体の重さは453gだからかなり軽量化されており、片手での撮影もできそうだ。
この90mmマクロレンズがあれば、これまでは60mmマクロと20mmマクロの2本を携行していたのが、1本で済むということになり、とても便利になるのは間違いない。
posted by やまかます at 19:58| とり
2023年02月13日
ゼリーから誕生
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
クヌギカメムシの孵化が始まっていた。
じつはこの卵塊がついていたのは、地上高約8m。
普段なら到底、目が届かない高所だが、一昨日、根本から切り倒したばかり。
林床に横倒しとなったクヌギ大木を計測してみると樹高は13mほどあった。
根本から頂部まで丁寧に見ていくと、目線の高さでは2個しか見つかっていなかったが、6mの辺りに数個あり、8mでは上写真の孵化したものを含めて5、6個。さらに11mの高さでは20数個が集中して見られた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
2枚目の写真では孵化幼虫による吸汁で、ゼリー状物質が萎み痩せている。
ゼリー状物質に埋もれている卵からは、それぞれ3本の呼吸管が飛び出ている。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2 FlashQ G20U
秋冷の頃、クヌギカメムシが産卵する場所はおもにクヌギの幹表面の窪みだが、目線の高さよりうんと高い位置にも産卵していることは10年ほど前にもクヌギの伐採をしたときに初めて気づいた。したがって、ある場所で毎年産卵される卵塊数の正確なカウントはほぼ不可能とも言えるだろう。
クヌギカメムシの孵化が始まり、そして昨日はフチグロトゲエダシャク♂の飛翔する姿も増えた。もう春はすぐ目の前にまで迫っている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
クヌギカメムシの孵化が始まっていた。
じつはこの卵塊がついていたのは、地上高約8m。
普段なら到底、目が届かない高所だが、一昨日、根本から切り倒したばかり。
林床に横倒しとなったクヌギ大木を計測してみると樹高は13mほどあった。
根本から頂部まで丁寧に見ていくと、目線の高さでは2個しか見つかっていなかったが、6mの辺りに数個あり、8mでは上写真の孵化したものを含めて5、6個。さらに11mの高さでは20数個が集中して見られた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
2枚目の写真では孵化幼虫による吸汁で、ゼリー状物質が萎み痩せている。
ゼリー状物質に埋もれている卵からは、それぞれ3本の呼吸管が飛び出ている。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2 FlashQ G20U
秋冷の頃、クヌギカメムシが産卵する場所はおもにクヌギの幹表面の窪みだが、目線の高さよりうんと高い位置にも産卵していることは10年ほど前にもクヌギの伐採をしたときに初めて気づいた。したがって、ある場所で毎年産卵される卵塊数の正確なカウントはほぼ不可能とも言えるだろう。
クヌギカメムシの孵化が始まり、そして昨日はフチグロトゲエダシャク♂の飛翔する姿も増えた。もう春はすぐ目の前にまで迫っている。
posted by やまかます at 20:24| カメムシ
2023年02月12日
2023年02月11日
ホトケノザの種子とクロナガアリ
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
ホトケノザのてっぺんに登ってみた。いい眺め。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
オヤ!? どこへ行けるかな?
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
オイ、オイ、こっちだよ! アリさん。エライオソームのおまけ付きだよ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
アレ、こんなとこに、あった!
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
おひとつ、お持ち帰り〜。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
ホトケノザのてっぺんに登ってみた。いい眺め。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
オヤ!? どこへ行けるかな?
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
オイ、オイ、こっちだよ! アリさん。エライオソームのおまけ付きだよ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
アレ、こんなとこに、あった!
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
おひとつ、お持ち帰り〜。
posted by やまかます at 17:47| ハチ・アリ
2023年02月10日
越冬は、幼虫?さなぎ?
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
昨夜からの雨は止んだものの今日は一日どんより曇り空。
それでも気温、湿度とも高めでアブアラナにはニホンミツバチが多数来ていた。テレビ報道によると、宮崎では「春一番」が発表されていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
吸蜜、花粉集めに忙しい合間にも触角の手入れを怠らない。というか、体についた花粉を集めてもいるのだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
同じアブラナの葉っぱでは、モンシロチョウ幼虫が食事していた。
このまま順調に成長すると今月中には蛹化しそうだが、その場合、非休眠蛹になるだろうか。
もしそうだとすると、このモンシロチョウは幼虫越冬と言える。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
昨夜からの雨は止んだものの今日は一日どんより曇り空。
それでも気温、湿度とも高めでアブアラナにはニホンミツバチが多数来ていた。テレビ報道によると、宮崎では「春一番」が発表されていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
吸蜜、花粉集めに忙しい合間にも触角の手入れを怠らない。というか、体についた花粉を集めてもいるのだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
同じアブラナの葉っぱでは、モンシロチョウ幼虫が食事していた。
このまま順調に成長すると今月中には蛹化しそうだが、その場合、非休眠蛹になるだろうか。
もしそうだとすると、このモンシロチョウは幼虫越冬と言える。
posted by やまかます at 19:10| チョウ
2023年02月09日
天然接着剤
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
林床に落ちていたクヌギの梢に、白いものが。
拾い上げてみると、サラサリンガの幼虫巣だった。すでに空き家になっている。白い糸束テントは多数の幼虫たちが吐いた糸でできており、その本数は相当な数字になるだろう。一回産卵で何頭の幼虫が誕生するのか数えたことはないが、3桁の数にはなるはずだ。白くペンキで塗ったような糸束が強力な接着剤かあるいは命綱の役目を果たして、幼虫巣テントの脱落を防ぎ、頑強な城にもなっている。
枝を落としたであろうクヌギの幹を何度も見上げて、越冬巣を探してみたが見当たらなかった。数年前には目線の高さの幹表面に張り付いていたのだが。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 (深度合成)
先日見つけたウスタビガの卵。
ヤママユの仲間で越冬卵を一番見つけ易いのがウスタビガだ。清瀬市に住んでいたころは、冬になると薄緑色の空繭を探すのが恒例になっていたが、近場でよく見つかったのは所沢霊苑だった。苑内のケヤキ並木を見上げて歩いていると、多い年には20数個も見つかり、そのうちの何個かは必ず卵付きだった。
越冬卵探しで、次いで探索ポイントを絞り易いのがヒメヤママユだった。
今住んでいる三股町の自宅周辺ではヒメヤママユは極めて少なく、武蔵野で見つけていた探索ポイントが有効かどうかは検証できていない。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2 マクロフラッシュ STF-8
まるで焼け焦げたようになっているが、大丈夫。卵が繭から脱落するのを防ぐため、母蛾によって黒い糊がふりかけてある。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
林床に落ちていたクヌギの梢に、白いものが。
拾い上げてみると、サラサリンガの幼虫巣だった。すでに空き家になっている。白い糸束テントは多数の幼虫たちが吐いた糸でできており、その本数は相当な数字になるだろう。一回産卵で何頭の幼虫が誕生するのか数えたことはないが、3桁の数にはなるはずだ。白くペンキで塗ったような糸束が強力な接着剤かあるいは命綱の役目を果たして、幼虫巣テントの脱落を防ぎ、頑強な城にもなっている。
枝を落としたであろうクヌギの幹を何度も見上げて、越冬巣を探してみたが見当たらなかった。数年前には目線の高さの幹表面に張り付いていたのだが。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8 (深度合成)
先日見つけたウスタビガの卵。
ヤママユの仲間で越冬卵を一番見つけ易いのがウスタビガだ。清瀬市に住んでいたころは、冬になると薄緑色の空繭を探すのが恒例になっていたが、近場でよく見つかったのは所沢霊苑だった。苑内のケヤキ並木を見上げて歩いていると、多い年には20数個も見つかり、そのうちの何個かは必ず卵付きだった。
越冬卵探しで、次いで探索ポイントを絞り易いのがヒメヤママユだった。
今住んでいる三股町の自宅周辺ではヒメヤママユは極めて少なく、武蔵野で見つけていた探索ポイントが有効かどうかは検証できていない。
OM-1 ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2 マクロフラッシュ STF-8
まるで焼け焦げたようになっているが、大丈夫。卵が繭から脱落するのを防ぐため、母蛾によって黒い糊がふりかけてある。
posted by やまかます at 21:04| しわざ
2023年02月08日
フチグロ舞い、水ぬるむ
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
窓の外を白っぽい小さなガが舞っていた。フチグロトゲエダシャクのオスだ。
その姿に誘われるように外に出て少し歩いてみると、2頭目、3頭目のフチグロとすれ違った。
オスを待つメスもいるだろうか、と探していたら、新鮮なベニシジミが転がるように舞っていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
メス(写真画面奥)を見つけたオスがさっそく、求愛を始めた、キタテハ。
オスは脚でメスの体に触れたりしながら、しばらく寄り添っていたが、腹部を翅の間に隠したままのメスを残して飛び去って行った。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
池から、コッコココ、コッコココ、というヒキガエルたちの声がしていた。
非常に警戒心が強く、池に近寄るとその足音に反応して水底の泥に潜ってしまう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
今日は気温がグンと上がって、シャツ一枚で過ごせるほど。明日は夜から雨になるようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
窓の外を白っぽい小さなガが舞っていた。フチグロトゲエダシャクのオスだ。
その姿に誘われるように外に出て少し歩いてみると、2頭目、3頭目のフチグロとすれ違った。
オスを待つメスもいるだろうか、と探していたら、新鮮なベニシジミが転がるように舞っていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
メス(写真画面奥)を見つけたオスがさっそく、求愛を始めた、キタテハ。
オスは脚でメスの体に触れたりしながら、しばらく寄り添っていたが、腹部を翅の間に隠したままのメスを残して飛び去って行った。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
池から、コッコココ、コッコココ、というヒキガエルたちの声がしていた。
非常に警戒心が強く、池に近寄るとその足音に反応して水底の泥に潜ってしまう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
今日は気温がグンと上がって、シャツ一枚で過ごせるほど。明日は夜から雨になるようだ。
posted by やまかます at 20:16| チョウ
2023年02月07日
待ちぼうけ
三股町
アブラナ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
昨夜から降り始めた雨は久しぶりにまとまった雨量で、今朝には弱まったもののグズグズと夕方まで続いた。
おかげで庭の昆虫池(トンボ池)の水嵩も少し回復した。
今日は一日、部屋にこもって原稿の手直しなどをし、夕飯の準備など台所にもしばらく立っていた。
エナガの群れが梢から梢へと移動しながら、わがやの周囲をグルグル巡っていた。
夕飯の仕込みが終わっての寸暇、窓から様子を窺い、
こんどはあちらに行くな!と先読みして外に出て待っていたら、今日はまったく逆コースへと転進してしまい待ちぼうけをくらった。写真下は数日前に撮影。
イヌビワにて、エナガ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
待ちぼうけ、と言えば、、、、、西向きの窓に設置してあるカメラ(写真下)。
これは今日のように部屋で作業をする際、万が一に備えてのこと。ときおり外の様子を窺うのも気分転換になるが、
このカメラポジションで狙っているのは、猛禽類のハヤブサ。
まさか!庭にハヤブサが来るはずがあるわけない、、、、、いやじつは、そのハヤブサが数年前のこと庭のクヌギに降り立っていたのである。
あの輝くような大きな瞳を間近で見たとき、まさに体全身に電撃が走ったようなそんなびっくり仰天をして、
次の瞬間、これはもう逃げられてしまう!あまりにも近過ぎたと悔しい思いがいっぱいこみ上げてきて、そしてその通り
目の前のハヤブサは、私がカメラを構えるよりもはるか前に飛び去って行った。走って追い縋ったけれど、その時点ではもう天空に粒となっていた。
一度あったことは二度ある、、、、、かな? 限りなく可能性薄くとも、想像しながら期待して待つというだけでも楽しいものだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
アブラナ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
昨夜から降り始めた雨は久しぶりにまとまった雨量で、今朝には弱まったもののグズグズと夕方まで続いた。
おかげで庭の昆虫池(トンボ池)の水嵩も少し回復した。
今日は一日、部屋にこもって原稿の手直しなどをし、夕飯の準備など台所にもしばらく立っていた。
エナガの群れが梢から梢へと移動しながら、わがやの周囲をグルグル巡っていた。
夕飯の仕込みが終わっての寸暇、窓から様子を窺い、
こんどはあちらに行くな!と先読みして外に出て待っていたら、今日はまったく逆コースへと転進してしまい待ちぼうけをくらった。写真下は数日前に撮影。
イヌビワにて、エナガ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
待ちぼうけ、と言えば、、、、、西向きの窓に設置してあるカメラ(写真下)。
これは今日のように部屋で作業をする際、万が一に備えてのこと。ときおり外の様子を窺うのも気分転換になるが、
このカメラポジションで狙っているのは、猛禽類のハヤブサ。
まさか!庭にハヤブサが来るはずがあるわけない、、、、、いやじつは、そのハヤブサが数年前のこと庭のクヌギに降り立っていたのである。
あの輝くような大きな瞳を間近で見たとき、まさに体全身に電撃が走ったようなそんなびっくり仰天をして、
次の瞬間、これはもう逃げられてしまう!あまりにも近過ぎたと悔しい思いがいっぱいこみ上げてきて、そしてその通り
目の前のハヤブサは、私がカメラを構えるよりもはるか前に飛び去って行った。走って追い縋ったけれど、その時点ではもう天空に粒となっていた。
一度あったことは二度ある、、、、、かな? 限りなく可能性薄くとも、想像しながら期待して待つというだけでも楽しいものだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
posted by やまかます at 21:34| とり
2023年02月06日
朽木のゆりかご
三股町
クヌギとキヅタ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
大きな朽木が池に落ちる手前で止まっている。
3年前に伐採したクヌギだが、地面に近い柔らかそうな部分にナタを入れてみるとすぐ、褐色の糞トンネルが現れた。
トンネルを辿るように削っていくと、コクワガタ幼虫が現れた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
コツン、コツン、というナタを打ちつける音を聞きつけたか、ルリビタキのオスがやって来た。昨日と同じオスだろう。
曇り空の下、柔らかい光のおかげでルリビタキの瑠璃色の深みが出る。
光量が足りないので、ISO感度を3200まで上げて撮影。後処理でAIノイズリダクション(OM Workspace)を使っている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO (トリミング)
クヌギとキヅタ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
大きな朽木が池に落ちる手前で止まっている。
3年前に伐採したクヌギだが、地面に近い柔らかそうな部分にナタを入れてみるとすぐ、褐色の糞トンネルが現れた。
トンネルを辿るように削っていくと、コクワガタ幼虫が現れた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
コツン、コツン、というナタを打ちつける音を聞きつけたか、ルリビタキのオスがやって来た。昨日と同じオスだろう。
曇り空の下、柔らかい光のおかげでルリビタキの瑠璃色の深みが出る。
光量が足りないので、ISO感度を3200まで上げて撮影。後処理でAIノイズリダクション(OM Workspace)を使っている。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO (トリミング)
posted by やまかます at 17:46| コウチュウ
2023年02月05日
落ち葉はきと野鳥
三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
一昨日から姿を見せるようになった、ルリビタキのオス。
先月なかばころから隣の杉林などでたまに見かけたりしたものの、ずっとご無沙汰だった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
観察路のくずはき(落ち葉はき)をしていたら、音を聞きつけたかすぐ近くまでやって来た。剥き出しになった地面が鳥たちにとっては猟場になる。次々と獲物を啄んでいたが、獲物の正体がわかるようなサイズのものは稀。一番大きかったのはミミズ。
あっと言う間に飲み込むので、撮影した写真で確かめるしかないが、種名まではわからないけど、カメムシの一種、クモ類、蛾類幼虫、ヤスデ類などの姿が写っていた。
止まり木から飛び降り地面で獲物を咥え込んだら、また同じ止まり木に戻る。これが何度も何度も続く。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
やがてシロハラもやって来た。
ルリビタキと少し距離をおいて、さっそくミミズやクモを捕らえていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
一昨日から姿を見せるようになった、ルリビタキのオス。
先月なかばころから隣の杉林などでたまに見かけたりしたものの、ずっとご無沙汰だった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
観察路のくずはき(落ち葉はき)をしていたら、音を聞きつけたかすぐ近くまでやって来た。剥き出しになった地面が鳥たちにとっては猟場になる。次々と獲物を啄んでいたが、獲物の正体がわかるようなサイズのものは稀。一番大きかったのはミミズ。
あっと言う間に飲み込むので、撮影した写真で確かめるしかないが、種名まではわからないけど、カメムシの一種、クモ類、蛾類幼虫、ヤスデ類などの姿が写っていた。
止まり木から飛び降り地面で獲物を咥え込んだら、また同じ止まり木に戻る。これが何度も何度も続く。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
やがてシロハラもやって来た。
ルリビタキと少し距離をおいて、さっそくミミズやクモを捕らえていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 19:40| とり
2023年02月04日
石の下、朽木の下
都城市 青井岳
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U (2月3日:撮影)
めくった大きな石の裏側にあった、アリのコロニー。キイロシリアゲアリ、だろうか。
幼虫は、餡がつまった葛餅みたい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U (2月3日:撮影)
苔むした大きな朽木をどかすと、地面の窪みにピッタリ納まっていた、色鮮やかなヤスデ。
ババヤスデの一種だろうか。
夜間に歩いている姿を時折見かける。写真下は、2018年10月12日に撮影。
歩き方はゆったり。脚の運びを眺めているだけでも飽きがこない。
EOS-5D MarkV SIGMA50mmMacro 270EXU SB-30
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U (2月3日:撮影)
めくった大きな石の裏側にあった、アリのコロニー。キイロシリアゲアリ、だろうか。
幼虫は、餡がつまった葛餅みたい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U (2月3日:撮影)
苔むした大きな朽木をどかすと、地面の窪みにピッタリ納まっていた、色鮮やかなヤスデ。
ババヤスデの一種だろうか。
夜間に歩いている姿を時折見かける。写真下は、2018年10月12日に撮影。
歩き方はゆったり。脚の運びを眺めているだけでも飽きがこない。
EOS-5D MarkV SIGMA50mmMacro 270EXU SB-30
posted by やまかます at 19:56| ハチ・アリ
2023年02月03日
ヤマカマス並ぶ
都城市 青井岳
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
イロハカエデの梢にウスタビガの繭がいくつも並んでいた。数えてみると全部で、8コ! 写真上にはそのうちの5コが写っている。
ここのイロハカエデでは2年前にも繭を見つけている。そのときは2コだけ。
一本の木でこれほどまとまって繭が付いていることは滅多にない。
OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U
一番高所にあった一個だけは羽化口からザックリと縦に割れており、おそらくは鳥のしわざかと思う。
卵付きは一個だけだったが、繭周辺の枝を細かく探せばほかの卵も見つかったかもしれない。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
石起こしをしてコブハサミムシを探してみたがまったく見つからなかった。いい加減くたびれたころ、地面にしゃがんでいる私のすぐ目の前に、ルリビタキのオスが舞い降りてきた。
舗装してある路面は獲物を見つけ易いのだろう。路面をピョンピョン跳ねながらなにかしら啄んではこちらへと近寄ってきた。
林縁の岩場ではサツマゴキブリの幼虫を捕らえ、飲み込むのに難儀していた。湿った場所の石の下にはサツマゴキブリ幼虫はいくらでも見つかるけど、運悪く外を出歩いていたらしい。
ほとんど人を警戒しないこのルリビタキをしばらく見ているうちに、他のオスが近くまでやって来た。
あとから来たオスはあきらかにピリピリしていて、私の姿に気づくとすぐに林の奥へと飛び去って行った。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
イロハカエデの梢にウスタビガの繭がいくつも並んでいた。数えてみると全部で、8コ! 写真上にはそのうちの5コが写っている。
ここのイロハカエデでは2年前にも繭を見つけている。そのときは2コだけ。
一本の木でこれほどまとまって繭が付いていることは滅多にない。
OM-1 LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH FlashQ G20U
一番高所にあった一個だけは羽化口からザックリと縦に割れており、おそらくは鳥のしわざかと思う。
卵付きは一個だけだったが、繭周辺の枝を細かく探せばほかの卵も見つかったかもしれない。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
石起こしをしてコブハサミムシを探してみたがまったく見つからなかった。いい加減くたびれたころ、地面にしゃがんでいる私のすぐ目の前に、ルリビタキのオスが舞い降りてきた。
舗装してある路面は獲物を見つけ易いのだろう。路面をピョンピョン跳ねながらなにかしら啄んではこちらへと近寄ってきた。
林縁の岩場ではサツマゴキブリの幼虫を捕らえ、飲み込むのに難儀していた。湿った場所の石の下にはサツマゴキブリ幼虫はいくらでも見つかるけど、運悪く外を出歩いていたらしい。
ほとんど人を警戒しないこのルリビタキをしばらく見ているうちに、他のオスが近くまでやって来た。
あとから来たオスはあきらかにピリピリしていて、私の姿に気づくとすぐに林の奥へと飛び去って行った。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
posted by やまかます at 18:29| ガ
2023年02月02日
ツル越冬池〜鹿児島県 出水市
鹿児島県 出水市
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
ツルの越冬池を初めて訪れてみた。
市内には大学時代の同級生のお宅があって、数年前の冬、嫁さんは訪れたことがありそのときの様子など聞いていた。
百聞は一見に如かず。天候も申し分ない。まずはどんな場所か見ておきたい。
マナヅル OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
出水市内の南九州道を走り目的地手前のインターを降りようというとき、車内から目の前を大きなツルが4羽、ゆっくりと横切っていく姿が見えた。
「おお〜、さすがに大きい!マナヅルだ」
ツクシガモ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
今日は下見ということで、東干潟までは行かず、ツル観察センターの屋上などで3時間ほど観察に費やした。
田んぼに集まっているツルの集団上を明るい白に胸の帯模様が目立つカモの群れがやってきた。
初めて見る、ツクシガモだ。
図鑑によると、「有明海沿岸以外ではまれ」とあった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
ツルの越冬池を初めて訪れてみた。
市内には大学時代の同級生のお宅があって、数年前の冬、嫁さんは訪れたことがありそのときの様子など聞いていた。
百聞は一見に如かず。天候も申し分ない。まずはどんな場所か見ておきたい。
マナヅル OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
出水市内の南九州道を走り目的地手前のインターを降りようというとき、車内から目の前を大きなツルが4羽、ゆっくりと横切っていく姿が見えた。
「おお〜、さすがに大きい!マナヅルだ」
ツクシガモ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
今日は下見ということで、東干潟までは行かず、ツル観察センターの屋上などで3時間ほど観察に費やした。
田んぼに集まっているツルの集団上を明るい白に胸の帯模様が目立つカモの群れがやってきた。
初めて見る、ツクシガモだ。
図鑑によると、「有明海沿岸以外ではまれ」とあった。
posted by やまかます at 21:23| とり