2021年12月16日

けもの道と越冬蝶

三股町

自宅林の観察路の真ん中に、タヌキのため糞があった。

近辺の林や路上では時折見かけていたが、うちの敷地内では初めてのこと。
タヌキ溜め糞-3140317.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO GODOX TT350 

ため糞から左右に、観察路を横断してうっすらと、しかしはっきりとけもの道が続いている。
4年前の2017年、そのけもの道で撮影したタヌキ
撮影日時は、12月21日、午後9時49分
タヌキ-1427.jpg
 EOS Kiss X6i EF15mm  430EXU :2灯 B3000S(赤外線センサー使用)
タヌキは昼間に姿を見ることはほとんどなく、夜間に活動している。

ため糞からけもの道を辿って池のほうへ降りて行くと、シロダモの葉裏にウラギンシジミの姿が、ちょうど目線の高さにあった。性別はわからない。
ウラギンシジミ-162107.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

そのすぐ近く、観察路の反対側にあるシロダモの葉上には、ムラサキツバメが2頭いた。
ここは2年前から越冬場所となっていることがわかり、昨年も多い時では11頭が集まっていた
ムラサキツバメ-162109.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS FL-900R

今朝もコナラ樹液にはオオスズメバチが4頭来ていた。気温は低いのに樹液を啜っている動きまで見える。
午後になって雨が降り出した頃に様子を見てみると、どの個体もじっとしたまま動かない。枝先で触れてみるとポロリと地面に落ちた。脚をもがき、盛んに毒針を出し入れはしているが、飛翔する元気は無い。
流石にそろそろ活動の限界ではないだろうか?

posted by やまかます at 19:52| チョウ