三股町
庭のナツフジでは、コミスジの幼虫が育ってい、今日はまた母蝶が産卵していた。
卵は必ず葉表の先端部に産み落とされる。
先日から観察している、
おそらく4齢と思われる幼虫は、葉柄を齧って萎れさせた葉に来て、そのシワシワになった枯れかけの葉を食べていた。
このあと、もう一枚も食べ尽くしていた。
これは一体どういうことだろうか?賞味期限ギリギリ?
わざと萎れさせた葉は隠れ家として使うはずで、実際、このあとここで数時間、休んでいた。
けれど、ねぐらと言える休息場所は別にあって、そちらの台座で休むことが大半で、食事をするときは別の葉へと外食に出掛ける。
この幼虫の行動エリアのスケッチ。
すっかり葉を食べ尽くした葉軸を台座にしている。体が枯葉そのもの。
すぐ近くのススキでは、エビイロカメムシのシルエットが。
つまり、葉表にいるわけだ。
葉の先端を引き下げてみれば。
なるほど、食事中だった。
しばらくして、別の葉表に移動していた。この時期、これから繁殖するのだろうか?
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
2021年09月03日
コミスジ幼虫のやったこと
posted by やまかます at 20:59| チョウ