三股町
一昨日(23日)の、午後8時37分
ムツトゲイセキグモの狩りの様子は観察できなかったが、すぐ近くのクヌギ樹液を覗いてみた。
ここの主たるヒラタクワガタのオスが、樹液穴に体半分を突っ込んだままのメスをガードしていた。
そのすぐ横には、大きなオオゲジ。
オオゲジは樹液に集まる昆虫を狙ってやって来たのだろうが、樹液そのものも舐めるかもしれない。
そう思えるのは、あのでっかいトビズムカデが樹液に来て吸っている姿をよく見かけるからだ。昨夜もその姿を撮影したばかり。
上写真では、ストロボを2灯使っている。1灯はカメラに、もう1灯は左手に持って画面の左側面から当てている。
このライティングの狙いは、オオゲジの姿をくっきり浮かび上がらせることであり、主に夜行性であるオオゲジがそこにいることが、この場面が夜間であることを明確にしてくれる、ことを期待した。おどろどろしい姿は、やはり夜がお似合いとも勝手に思っている。その分、ヒラタクワガタの方は、脇役になってしまう。
食事に夢中なためか、メスは全く微動だにしない。オスは上向いたり下向いたりと姿勢を度々変えている。
ヨツボシケシキスイは小さな体が有利に働いているようだ。
一昨日の次の日、つまり昨日の午後2時10分。
ヒラタクワガタのメスは相変わらず頭を突っ込んだままで、オスもそのまま居残っていた。
今朝になって、ヒラタクワガタのペアの姿はなく、残っているのはヨツボシケシキスイのみだった。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
GODOX TT350