三股町
午後3時42分 (昨日、19日)
玄関を出た足元に、オオカマキリのメスがいた。
羽化して日が浅い、緑色型だ。
無機質なタイルの上になんで佇んでいたのか?
まさか、私を待ち受けていた? などと気にはなるが、ともかくはカメラを取りに戻る。
いつも下駄箱(靴箱)の上に置いてあるカメラを構えるまでの時間はわずか。
すると不思議にも、オオカマキリはレンズ先端目掛けて歩み寄ってくるではないか。
「いやいや、こっちじゃないよ。それでは写らんよ」と、後退りしながら草地へ導くことになる。
ようやく草地に場所替えしたところで、チョンチョンと後脚を突いてみれば、えらく興奮して!
翅を広げ腹部を反り上げ、ボクサーのような構えで私を(カメラを?)睨みつけてくる。
いやその迫力、半端でない。やはり日齢の浅いバリバリの成虫だからこそのパワーを感じる。
指を近づけると鎌のパンチが強烈だ。
そのうちに、バンザイとばかり、両前脚を大きく広げた。
「待ってました!」地面に寝転がって撮影する私。
しかし、このポーズは数秒程度で長くは続かない。
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
GODOX TT350