三股町
桑の葉上で翅を小刻みに震わせていた、クワコ。
羽化して間もないことは、この後に泥のような便を排泄したのでわかった。
「桑子」は桑の葉を食べて育つので、覚えやすい種名だろう。しかも、カイコの祖先(原種)と言われ「野蚕」の代表格だ。「野蚕」はこれを「くわこ」とも読む(『広辞苑』より)。
自宅林や庭には実生から育った桑の木が数本あって、いづれもかなり大きくなった。そのうち2本は結実もしている。
まだヒメツノカメムシなどは来ていないが、いづれは抱卵する姿も見られるようになるだろう。
ハラグロオオテントウの繁殖なども時間の問題かと思う。
こちらは夜の灯りに飛来していた、リンゴツノエダシャク。
幼虫は大きめのシャクトリムシで、だいぶ前から時々見かけていたがずっと種名がわからずにいた。幼虫と成虫の姿が結びついて初めて、頭のなかに種名がしっかりと刻み込まれる
〜使用機材〜
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350